編集局 rss

困り者のモスクワの警官

地球だより  モスクワで暮らす我々にとって一番の脅威は、実は犯罪者ではなく警官だ。  彼らは外国人と目が合えばパスポートの提示を要求する。日本人だと分かると態度が親切になり、言葉遣いも丁寧になる。しかし、どちらにせよ住民…

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米大使襲撃事件が気付かせたもの

韓国紙セゲイルボ 外交官は自国の国益守る存在  リッパート駐韓米国大使が襲撃された消息を聞いて、数年前の趙承熙(チョスンヒ)事件を思い出した。2007年4月16日、韓国と米国を驚かせた事件だ。  当時バージニア工科大4年…

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「自由民主」の党大会 人の集まりと表彰に復調

右肩上がりの優秀党員数  例年1月に開催されることが多い自民党、民主党の党大会は、年末衆院選の関係で3月にずれ込んだ。その活況も政権交代を境に明暗を分けるが、政権に返り咲いて3回目の自民党は復調を示し、選挙で連敗した民主…

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バチカンと中国の正常化への道

 バチカン法王庁のナンバー2、国務省長官のパロリン枢機卿は中国共産党政権との対話促進を強調する一方、香港カトリック教会の最高指導者を退位した陳日君枢機卿( Joseph Zen Ze-kiun )は、「中国政府はバチカン…

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「プレ民」の統一選 岡田執行部の初戦へ気勢

「生活・地域起点」打ち出す  民主党の機関紙「プレス民主」3月20日号に統一地方選挙に向けた岡田克也代表インタビューとともに、10日現在の候補予定者のまとめが載った。道府県議会選447人(公認342、推薦105、現職29…

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将棋八段のプロ棋士が「二歩」をやってしまう…

 将棋八段のプロ棋士が「二歩」をやってしまうという珍事が最近起こった。これは将棋盤の縦軸に歩を二つ並べてはいけないというルールで、初歩中の初歩だ。  二歩の瞬間、勝負は終了。反則負けとなった。八段という高位のプロが二歩を…

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「自由民主」の「竹島の日」

不法占拠に法で解決強調/韓国にICJ審判求める  自民党の機関紙「自由民主」(3・10)に2月22日の「竹島の日」記念式典の記事が載った。3面全㌻で大きな扱いだが、最近の同紙では控えめである。昨年は3月11日号5面全面で…

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両陛下、米大統領夫人とお茶

 天皇、皇后両陛下は19日午後、来日したミシェル・オバマ米大統領夫人を皇居・御所にお招きになり、約40分間お茶を共にされた。  車で御所に到着したミシェル夫人は、出迎えられた両陛下と握手を交わして中に入った。同夫人が両陛…

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サリン事件20年、テロ対策の甘さ猛省せよ

 地下鉄サリン事件からきょうで20年を迎えた。オウム真理教が引き起こした同事件は史上初めての都市型の生物化学(NBC)テロで、死者13人・負傷者6000人以上という途方もない数の被害者を出した。  今なお多くの人々が後遺…

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一連の事件に共通する「怒り調節障害」

韓国紙セゲイルボ  最近相次いだ銃器乱射、保育園児童虐待、大韓航空機の回航、米大使襲撃事件など、これらの被疑者の共通点は「怒り調節障害」の患者であるという点だ。彼らは自ら怒りを調節できず、極端な行動に出てしまった。  健…

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ロシアの野党指導者暗殺でチェチェン現役軍人逮捕

 プーチン大統領を批判してきた野党指導者、ボリス・ネムツォフ元第一副首相が先月27日、モスクワ中心街で暗殺された事件で、実行犯と黒幕をめぐり、さまざまな見方が飛び交っている。このような中で、チェチェン共和国カディロフ首長…

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ミシェル・オバマ米大統領夫人が初来日

「女子教育」で日米連携、昭恵夫人と教育関連行事に参加  ミシェル・オバマ米大統領夫人(51)が18日午後、来日した。夫人はオバマ大統領の過去2回の来日には同行しておらず、ファーストレディーとして日本を訪れるのは初めて。2…

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松井秀喜氏「子供たちが笑顔になれる手助けを」

東日本大震災被災児童を支援する慈善イベントに参加  東日本大震災被災児童の自立を支援するチャリティーイベント(21日、東京ドーム)に参加する米大リーグ・元ヤンキースの松井秀喜氏と、元チームメートで昨季限りで引退したデレク…

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サラ・ブライトマンさん、9月にISSへ

英国の世界的なソプラノ歌手「美しい地球、人類へ歌声を」、宇宙日本食に興味  9月にロシア宇宙船ソユーズで10日間の宇宙旅行を計画する英国の世界的なソプラノ歌手サラ・ブライトマンさん(54)が、モスクワで時事通信の単独イン…

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ドン・キホーテの作者セルバンテスの遺体発見か

スペインのマドリードの修道院で、死後400年ぶり  スペインの考古学者らの調査チームは17日、首都マドリードの修道院で、17世紀の世界的な名作小説「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスとみられる遺体の一部を見つけたと発表し…

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太鼓のリズムに合わせて伝統的な祭礼の踊り

アフリカ中部ブルンジのギショラで  アフリカ中部ブルンジのギショラで、太鼓のリズムに合わせて飛び跳ねるように踊る人々。  この伝統的な祭礼の踊りは昨年末、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。(AF…

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皇后陛下も御鑑賞 皇居で音大卒業生が演奏会

 皇后陛下は18日午後、皇居・桃華楽堂で開かれた音楽大学卒業生の演奏会を鑑賞された。  演奏会には他に皇太子殿下御夫妻、秋篠宮親王殿下御夫妻と次女佳子内親王殿下ら皇族方も出席された。  東京芸術大など5大学の卒業生による…

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北陸新幹線に観光など前向きの視点と延伸前倒しに懸念を示す各紙

◆日経が魅力発信期待  東京―金沢が乗り換えありの3時間50分から乗り換えなしで最短2時間28分に、東京―富山が2時間8分と大幅に時間を短縮して結ばれた。長野―金沢間が14日に延伸した北陸新幹線の開業で、首都圏と北陸がぐ…

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自殺の特効薬

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『一輪の花を手折るのは、宇宙の一部分を手折ること。一輪の花を咲かせるのは、数万個の星をきらめかせることだ』。哲学者のオショウ・ラジニーシの言葉のように、あらゆる生命の価値は絶対的で…

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天皇、皇后両陛下 クリントン元米大統領とお茶

 天皇、皇后両陛下は18日午後、来日中のビル・クリントン元米大統領を皇居・御所に招き、お茶を共にされた。  元大統領は午後4時半ごろ車で御所の玄関に到着。出迎えられた両陛下に「ハロー」とあいさつし、笑顔で握手を交わし中に…

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かつて米国のニューイングランド地方を旅した…

 かつて米国のニューイングランド地方を旅したことがあった。マサチューセッツ州の港町グロースターは漁師の街であり、芸術家の街でもあった。ここには米国で最も古い芸術家村があった。  港に面した公園に、グロースターを代表する画…

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クリミア併合1年、撤回に向け対露圧力強化を

  ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ南部クリミア半島の併合を決定してから1年が経過した。  併合は「力を背景とした現状変更」であり、決して容認することはできない。国際社会はロシアへの圧力を強め、併合を撤回させる必要が…

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