茅原 郁生 2015/11/17 Viewpoint|アジア・オセアニア [会員向け]
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生
去る10月27日に第7艦隊所属のイージス艦・ラッセンが南シナ海のスービ(渚碧)礁・人工島から12カイリ以内をデモ航行した。中国は強く反発し、南シナ海で緊張が高まった。しかし、スービ礁は埋め立て工事前の自然条件では満潮時に水没する暗礁で、国際法上、領海は認められない岩礁であり、米艦の自由航行に問題はない。
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