[明日へのノート] rss

アメリカのような車社会の街作り進む東京近郊

 東京都町田市にあるコストコ多摩境倉庫店に行ってきた。息子と娘が会員になるので一緒に行こうと誘われたためだ。緊急事態宣言解除後2回目の日曜日ということもあって、家族連れの客で大変な混雑だった。  アメリカ式の大作りの店内…

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世界に誇る日本の救急車の親切な対応を体感

 新型コロナの新規感染者が、東京で一日2000人近くを数えていた頃だった。朝早く、駅に向かう路地を歩いていたら、犬を連れた女性(60歳前後か)が血相を変えて走り寄ってきた。  「人が倒れているので、救急車を呼んでください…

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人の夢を育てる教師は今も子供たちの憧れ

 来週10月5日は「世界教師の日」である。国連のユネスコが1994年に制定した。一言で言えば、教師や恩師に感謝を表す日だ。日本ではそれほど馴染(なじ)みがないが、世界では60カ国ほどが独自に「教師の日」を定めている。例え…

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いじめで発覚、タブレット端末活用の落とし穴

 昨年11月、東京都町田市の公立小学校でいじめを理由に自死した6年女子児童の両親が9月13日、「学校や市教委から十分な説明がなく、不適切だ」と国に第三者委員会設置を求めた。  いじめは小学4年生ごろから始まり、学校が配布…

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協力者を置き去りに、アフガン大失態の衝撃

 イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンから、日本政府が退避対象としていたアフガン人2家族10人が自力で陸路、隣国パキスタンに退避したという。12日夜にまず国際協力機構(JICA)職員とその家族4人が民間…

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1個ない「水の女王」成田真由美選手の「金」

 パラ競泳界の「水の女王」成田真由美選手(51)。最後のレースとなった50㍍背泳ぎ(運動機能障害S5)決勝をテレビで応援しながら、かつてインタビューした時に聞いたエピソードを感慨深く思い出していた。  成田選手はアトラン…

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「好奇心」が発展の原動力、地頭の良い子に

 20世紀初頭、当時の代表的科学者が集まって「未来の社会、今世紀中に実現できるモノ」を議論した。線の無い移動式の電話、時速300㌔以上の列車など、当時の一般人には見当もつかないものばかりだったそうだ。その中で実現した上記…

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コロナに翻弄された夏、子供の心のサインに注意

 先週、菅総理が経済団体にテレワークで出勤者7割減を要請した。緊急事態とはいえ、夏休み中のテレワーク要請により最も影響を被るのは家族であろう。  わが家は1年半のテレワーク生活の末、先月初め、近居引っ越しをした。これで自…

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心が躍るような政治家や知識人はいないのか

 よく、スポーツは「筋書きのないドラマ」と言われるが、人の知恵では構想できないような劇的な展開によって見る者を感動させてくれる試合やレースが、しばしばスポーツにはある。東京五輪前は、米大リーグの“二刀流”大谷翔平選手の活…

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兄弟やいとこと出会い一周忌に実感する父の死

 父の一周忌のため、東北にある実家に帰省した。父が93歳で他界した昨年夏は、新型コロナの感染拡大は今よりずっと少なかったが、首都圏に住む筆者は、葬儀に参席できなかったので、一周忌にはぜひとも参席したいと思っていた。  コ…

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「親権」と子供の幸福実現について考える

 最近、親の責任と子供の幸福について考えさせられることが二つあった。  一つは、以前お世話になったベテラン小児科医のネット勉強会を視聴した時のこと。心に残ったのが「親権」についての話である。  親権というと、夫婦が離婚す…

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保育現場で期待、顔が見える「透明マスク」

 口元や顔の表情が確認できる顔が見える”透明マスク”が売り出された。マウスシールドと違って、透明マスクは顔にフィットしていて飛沫(ひまつ)漏れが少ない上に、マスク部分の顔の80%を視認できる。口や顔の表情を読み取ることを…

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競技場にリモート応援を映すモニターの設置を

 今月23日開幕の東京五輪のほとんどの競技が無観客で行われることになった。開催都市の東京で新型コロナウイルス感染がまたもや拡大傾向にあり、12日から4回目の緊急事態宣言が発令された。感染拡大を防ぐための「予防的措置」であ…

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体は男だが心は女、トランス女子の競技参加

 東京五輪の開幕が近づいてきた。今大会はさまざまな意味で歴史的な大会だ。  コロナ禍をどう克服して成功させるのか。当然、世界の目はこの点に注目するが、それに加え筆者はもう一つの問題を注視している。史上初めて参加するトラン…

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縄文時代の見直し続く、開始年代に3つの説

 考古学者と話をしていたら、縄文時代の開始年代について主に三つの説があるという。  最も古いのは約1万5000年前。青森県の大平山元(おおだいやまもと)遺跡で1998年(平成10年)に、石器と一緒に土器のかけらが発掘され…

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在宅ワークで時間に余裕、進む父親の育児参画

 「父の日」、久々に親族が集まり、会食をした。この日は在宅ワークの話で盛り上がった。通勤時間がなくなり、ストレスが減った。昼飯がカップ麺になったとか、家事をやるようになったら父親の評価が上がったという人もいた。  在宅ワ…

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茨城県の公立高校から独学でハーバードに挑戦

 コロナ禍によって留学を断念する学生が多い折、先日、茨城県の公立高校から独学でハーバードに現役合格した松野知紀さん(18歳)のニュースが流れた。  開成や灘といった名門私立中高一貫校から米国のトップ大学を目指す高校生の話…

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日本式コロナ対策で五輪開催を

 7月23日開幕の東京五輪まで1カ月もない今月25日告示の東京都議選で、立憲民主党や共産党は、新型コロナ対策に力を集中するため五輪の「延期か中止を」「中止を」と公約している。新型コロナウイルス感染が拡大して10都道府県が…

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コロナワクチンの接種でにわか専門家が増える

 知り合いの医師から最近、こんな趣旨のメールが届いた。新型コロナウイルス・ワクチンは、高齢者ではなく若者から接種すべきだ。なぜなら、行動の活発な人ほど、感染しやすく、また感染させやすいからだという。一理あるなと思った。 …

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コロナ禍のなかで家庭教育支援が願われている

 筆者の自宅近くには保育園が2園あるが、朝、子供を保育園に送る父親の姿を見ることが増えた。保育園に行く子供と父親が駅に向かう母親に手を振って反対の方向に歩く姿も見掛ける。数年前のデータでは、わが子を保育園に送迎する役目を…

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コロナで普及したデジタル教科書の効果と影響

 コロナ禍、子供たちの学びを保証しようと、文科省が全国自治体に求めていた児童生徒1人1台端末の環境が3月末でほぼ整った。  財源不足等の理由で遅々として進まなかったが、コロナをきっかけに一気に設置が進んだ。  問題は「G…

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スマホで写真を撮るだけ、花の名が分かるアプリ

 昨年に続き緊急事態宣言下のゴールデンウイークが終わった6日朝、駅までの道を自転車で往復しながら、ふと周りを見渡すと、春先からそれまで咲き続けていた庭木の花がほとんどなくなって、鮮やかな新緑に覆われていた。  「若葉が町…

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PCばかり見る医師、検査で増える薬の処方

 15年ほど前から高血圧の薬を飲んでいる。何となく心臓が苦しくなって、診察を受けたクリニックで薬2種類を処方されたのだ。しばらくすると、血圧は正常値になったので、薬を1種類減らしてもらった。もう1種類は、飲まないと心臓の…

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