[原発] rss

高速増殖炉、資金と人材の活用追求を

 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会(規制委)は、もんじゅの運営体制の抜本的改善を求める勧告を、監督する馳浩文部科学相に出すことを決めた。勧告は日本原子力研究開発機構(原子力機構)に代わる適…

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川内2号機再稼働、粛々と発送電への作業を

 九州電力は、川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市、出力89万㌔㍗)を再稼働させ、核分裂反応が連鎖的に生じる「臨界」に達した。  九電は21日から発電と送電を始める予定で、段階的に出力を上げ、11月中旬の営業運転移行を目指…

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安全最優先で原発利用を

 国際原子力機関(IAEA)は、2011年3月の東京電力福島第1原発事故の検証結果をまとめた最終報告書で、大事故につながった主な要因として「原発は安全だという思い込みが日本にあった」ため、備えが不十分になったと指摘した。…

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川内再稼働、新規制基準での意義大きい

 九州電力の川内原子力発電所1号機(鹿児島県)が再稼働した。国内の原発が一基も稼働しない状況が約2年間続いていたが、ようやく脱することができた。2013年に導入された新規制基準の下での初の再稼働であり、その意義は大きい。…

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原発ゼロ、節電頼みの現状に「電力危機忘れるな」と警鐘鳴らす産経

◆綱渡り状態の供給率  今年も節電の季節を迎えた。7月から9月末までの夏場の電力需要期である。政府は今年も自主的な節電を家庭や企業に呼び掛けるだけで、節電の数値目標は特に定めていない。乗り切れるとの算段をつけているのであ…

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「低線量の被曝は大丈夫」

世日クラブ 阪大名誉教授の中村仁信氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は16日、都内で、世界日報創刊40周年を記念し、大阪大学名誉教授で彩都友紘会病院長の中村仁信氏を講師…

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廃炉工程見直し、スピードより着実な作業を

 政府は東京電力福島第1原発の廃炉作業について、1~3号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出し開始時期を、最大で3年遅らせることを決めた。廃炉完了まで30~40年とする従来の目標は維持する。   リスク減…

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伊方原発合格、再稼働にこぎ着ける努力を

 原子力規制委員会は四国電力の伊方原子力発電所3号機(愛媛県)の再稼働に向けた事実上の合格証に当たる「審査書案」を了承した。再稼働には地元の同意のほか、規制委の使用前検査を受けることなどが必要だが、目標とする今冬の再稼働…

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川内差し止め却下 妥当な判決、再稼働進めよ

 鹿児島地裁は、九州電力川内原発1、2号機(同県薩摩川内市)の再稼働をめぐり、運転差し止めを求めた反対派住民側の申し立てを却下する決定を出した。妥当な判断である。九電は、同原発の今夏再稼働に向けた準備を着々と進めるべきだ…

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高浜原発再稼働差し止め仮処分の福井地裁判事の信条を暴く産経抄

◆誤認と人格権で判決  飲酒運転の車に突っ込まれた人が相手の運転手ではなく、自分の車の製造会社を「頑丈に造らなかった」と訴え、1300億円の賠償命令の判決。47年間たばこを吸い続けて肺がんになった男性がたばこ会社を訴え3…

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高浜原発仮処分、再稼働に向けて準備進めよ

 運転停止中の関西電力高浜原発3、4号機に対し、福井地裁(樋口英明裁判長)は再稼働差し止めを命じる決定を出した。しかし原発の安全審査については、過去「行政の判断を尊重すべき」という最高裁判決が出ている。それに照らすと今回…

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電源構成、適切な原発比率の議論を

 経済産業省の有識者会議「長期エネルギー需給見通し小委員会」が、エネルギーのベストミックス(最適な電源構成)についての議論を始めた。2030年の時点で、日本が原発や火力発電、太陽光などの再生可能エネルギーをどのような比率…

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アエラの安倍政権の原発政策は「具体的な道筋示せず」は偏った見方

◆国内48基稼働はゼロ  アエラ2月2日号で「絵に描いた餅も描けない混沌/原発再稼働後に広がる不安」と題し、リード文で「再稼働したとしても、原発政策は八方ふさがり。原発維持に方針転換した安倍政権だが、具体的な道筋は示せず…

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高浜原発「合格」、再稼働へ向け粛々と準備を

 原発再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会は関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について「新基準を満たす」とする審査書案を了承した。別の必要書類の提出や地元同意などを経て、来春以降には発電再開が実…

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川内原発、再稼働に向け万全の準備を

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事と同県議会は、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働に同意した。  原子力規制委員会(規制委)は9月、川内1、2号機が新規制基準に適合すると判断したが、工事計画などの審査が続いており、再稼働…

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米企業の廃炉作業参入に原発賠償条約が必要

 政府は、原発事故の発生時に加盟国が資金を出し合って迅速な損害賠償を可能にすることなどを定めた「原子力損害の補完的補償に関する条約(CSC)」の承認案と関連法案を閣議決定した。  CSC加盟は東京電力福島第1原発の廃炉作…

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政府が早期の再稼働を目指す九州電力の川内…

 政府が早期の再稼働を目指す九州電力の川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)。再稼働には地元住民の理解が欠かせず、その説得は基本的に自治体の役割だが、そのハードルは決して低くない。  1970年代、新設原発の立地をめぐり…

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川内原発「合格」、再稼働へ地元の不安払拭を

 原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査で、原子力規制委員会(田中俊一委員長)は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)について「新基準を満たしている」とした審査書を正式決定した。再稼働をできるだけ早期に実現し、…

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原発再稼働で安価な電力を

 北海道電力は家庭向け電気料金の平均17・03%の値上げを経済産業省に申請した。泊原発(泊村)の再稼働が見通せず、火力発電の燃料費が収益を圧迫するためだ。  東日本大震災以降、同社を含む電力7社が料金の本格的な引き上げを…

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川内原発の速やかな再稼働を実現せよ

 原子力規制委員会は九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の安全対策が新規制基準に「適合している」とする審査書案を発表した。同発電所は、再稼働の前提条件である安全審査に事実上合格したことになる。全国の原発で初めて…

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電力自由化、原発稼働で供給安定化が先決

 大手電力会社が地域ごとに独占している電力の小売り事業を2016年をめどに全面自由化する内容の改正電気事業法が先の通常国会で成立した。  自由化によって利用者の利便性向上が期待されるが、現状では電力の安定供給への不安が先…

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不安を煽る反原発派、漫画「美味しんぼ」騒動の教訓

作者も左派の「協力者」  鼻血が出る人が増えているなど、東京電力福島第1原発事故の健康への影響に関する描写が問題となった漫画「美味しんぼ」(週刊「ビッグコミックスピリッツ」=作・雁屋哲=現在は休載)に対して、マスコミで賛…

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福井地裁「大飯差し止め」判決に躍る朝日など反原発紙のご都合主義

◆読・産が的確な批判  最近では稀にみる独善的な判決としか言いようがない。福井地裁が関西電力大飯原子力発電所3、4号機について運転再開の差し止めを命じた判決である。  東日本大震災に伴って起きた東京電力福島第一原発事故を…

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