ラオス・ボーテン 輸出された幽霊都市


400

 マカオがラスベガスのカジノを凌駕(りょうが)し、シンガポールがカジノ参入に成功した事実は、東南アジアのカジノビジネスに希望と活力を与えている。

 カジノビジネスに一番熱心なのはカンボジアであり、次にラオス、ミャンマーと続く。

 ただマカオやシンガポールのように必ずしも成功しているとは限らないのが、カジノビジネスの難しさだ。砂糖に群がる蟻(あり)のように、キャッシュが大きく動く所は、悪徳の巣窟となりやすい。それを仕分けする能力がないと、カジノビジネスは自滅の道を余儀なくされる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ