阪神・淡路大震災の教訓活かそう
濱口 和久 2020/1/27 写真|Viewpoint [会員向け]
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久
現代の日本人が「大震災」と聞いて思い出すのは、兵庫県南部地震によって引き起こされた「阪神・淡路大震災」と東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた「東日本大震災」だろう。今年の1月17日で阪神・淡路大震災から25年が過ぎた。東日本大震災からも今年の3月11日で9年が経(た)つが、本稿では、阪神・淡路大震災が残した教訓について述べる。
初めて最大震度7記録
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