翁長雄志沖縄県知事が「最後のカード」を切る
編集局 2018/7/25 沖縄|写真 [会員向け]
来月17日前に辺野古埋め立て承認「撤回」へ
沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設をめぐり、県は前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回に向けた手続きを始めた。撤回は移設阻止に向けた翁長雄志知事の最後のカード。11月の知事選を前に国と県の対立は最終局面を迎える。(那覇支局・豊田 剛)
翁長知事は17日、防衛局に対し工事の即時停止を求める文書を送付した。これを受け県は、辺野古代替施設の工事主体である防衛省沖縄防衛局から弁明を聞く「聴聞」の実施を近く通知する。行政手続法では、事前に事業者側の言い分を聞く聴聞手続きを定めているからだ。
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