空自スクランブル92回 8月 7割弱が対中国機


国境警報

沖縄県尖閣諸島海域で、中国公船(奥)を監視する海上保安庁の巡視船(海上保安庁提供)

 防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が8月は92回だったと発表。そのうち、対中国機が7割弱に当たる64回、対ロシア機が25回、その他が3回だった。
 また先週1週間では、9月3~6日、8日、東シナ海において、3~5日、8、9日には日本海において(7、8日はオホーツク海でも)領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

(川瀬裕也)

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 一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域において、中国海警局の「海警」3隻が10日に出域してから現在まで、同船の姿は確認されていない。

(沖縄支局)