Date archive for 4月, 2018

「蝶の空七堂伽藍さかしまに」(川端茅舎)…

 「蝶の空七堂伽藍さかしまに」(川端茅舎)。チョウが飛んでいる姿を見かけた。春によく見るモンシロチョウやモンキチョウではない。クロアゲハで、ふわふわと力ない飛び方で舞っていた。  チョウは春の季語である。稲畑汀子編『ホト…

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バングラデシュ人の米国不法侵入が急増 Bangladeshis jumping border at alarming rate

 テキサス州ラレードで国境を越えて米国に侵入するバングラデシュからの不法移民が倍増、テロの危険性がある国からの不法移民に懸念が高まっている。当局者が18日、明らかにした。  バングラデシュからの移民らは、最高で2万700…

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IR法案のカジノ論議 本場の対策「公明」が紹介

IR法案のカジノ論議 本場の対策「公明」が紹介

「自由民主」大阪に強い関心  カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が日程に上りつつある。自民党はIR実施法案を17日に了承。公明党は慎重意見から同日了承を見送ったが、法案は近く国会に提出される見込みだ。将来、2兆円産…

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「民進」に「新しい党」 辛くも新党協議立ち上げ

延々と続けた党内論議  民進党の機関紙「民進プレス」は、昨秋の衆院選後の党内論議に明け暮れる同党を反映した紙面になっている。通常ならば政党機関紙は公約した政策の追求や、野党であれば政権を窮地に追い込む論戦、運動などを前面…

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米兵が記した惨劇、阿波連で100人以上が自決

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (3)  グレン・シアレス伍長は、手記でこう綴(つづ)る。  <1945年4月27日夜明け、俺たちは渡嘉敷の最南端の浜に上陸し、山の小道を登る途中で3人の日本兵…

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米の対露制裁、プーチン氏は欧米と協調を

 領に近い新興財閥(オリガルヒ)の関係者7人、高級官僚ら17人、およびオリガルヒの所有する12企業を対象に制裁を発動した。この新たな制裁は昨年8月に成立した対ロシア制裁強化法などに基づく措置。米国内の資産が凍結され、米国…

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露の反射的制御戦略に対策を

 現在、トランプ米大統領を最も危惧させているのは、元連邦捜査局(FBI)長官のロバート・モラー特別検察官による捜査であろう。中露の構想である朝鮮半島の非核化、米中貿易摩擦の激化、プーチン政権が支援するシリアの化学兵器疑惑…

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わが国最東端、南鳥島周辺の排他的経済水域…

 わが国最東端、南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)内に大量のレアアース(希土類)が存在することを、東京大の加藤泰浩教授らが明らかにしたのは2012年6月。先日その資源量が1600万㌧超に達することが分かった。世界の消費…

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広がる社会人の“学び直し”

リカレント教育 小樽商科大学大学院教授 李 濟民氏に聞く  人生100年時代が到来する。その一方で人口減少が進み、男女共働き、定年70歳は当たり前の社会になってきた。こうした社会の変化に合わせて政府は働き方改革を推し進め…

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悪事は警官の制服で

地球だより  フィリピンでは犯罪者が警官を装うことが珍しくない。本家の警官も犯罪まみれなので、絶好のカムフラージュになるという寸法だ。  このほどマニラ首都圏近郊のラグナ州で、警官に変装した誘拐団と警官隊が銃撃戦となり、…

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キューバ議長にディアスカネル氏

カストロ後の新時代に  共産党一党独裁が続く、カリブ海のキューバで18日、同国の国会に相当する人民権力全国会議が開会し、国家評議会議長にミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)が公式に推薦された。国家評議会議長は国家元首…

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成果主義より地域特性生かした観光政策を

韓国紙セゲイルボ  国内外の旅行に出掛ける人が増えるとともに、その目的も多様化している。しかし、地方自治体などでは観光対策として予算をつけて新しい施設を造ることだけに汲々(きゅうきゅう)としているのが現状だ。結果、同じよ…

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共産勢力と和平交渉再開、ドゥテルテ比大統領が指示

襲撃相次ぎ停戦は不透明  フィリピンのドゥテルテ大統領が政治課題として掲げてきた共産勢力との和平が再び動き出した。共産ゲリラの新人民軍(NPA)が停戦に従うことが条件だが、依然として襲撃が続いているほか、和平交渉に反対す…

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米大統領「成果なければ会談せず」

北の非核化条件で難航も  トランプ米大統領は18日、安倍首相との共同記者会見で、金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に向け、「うまくいく気がする」と期待感を表明。その一方で、「成果が上がらないと判断すれば、会談しない」…

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日米首脳会談、北への国際圧力を主導せよ

 安倍晋三首相とトランプ大統領の日米首脳会談が開催され、5~6月初旬に想定される米朝首脳会談への対処方針で、北朝鮮に非核化に向けた具体的行動を求めていくことで一致した。  ポンペオ氏が極秘訪朝  トランプ氏の腹心で、次期…

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核と拉致で緊密な対話 渡部恒雄

笹川平和財団上席研究員 渡部恒雄  今回の日米首脳会談では、米朝首脳会談とトランプ政権の保護主義という二つの不確定要素があるため、安倍首相は、トランプ大統領個人への一定の影響力を確保することを優先した。そこに成功したこと…

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「読書術」についての本というと、本を効率的…

 「読書術」についての本というと、本を効率的に読む方法やテクニックを教えるものだと思ってしまう。が、中には「読書について自分はこう考える」という主張を含んだタイプの本もある。  『理科系の読書術』(中公新書)の著者の鎌田…

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預言者モーセの息遣い

地球だより  4月中旬に、従兄弟(いとこ)の娘とその友人の女性ら4人が、エジプト観光にやって来た。クレオパトラの面影が残るアレクサンドリアや古王国時代のシンボル、ギザのピラミッドやスフィンクス、ヒエログリフの刻印が鮮やか…

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使われなくなる「未亡人」

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「未亡」とは、夫が死んだ時に後を追って死ぬことができず、独りだけ生き残っていることを意味する。未亡人は夫を亡くした夫人が自分を低めて呼ぶ言葉だ。古代の北方民族の「殉葬」文化から始ま…

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イスラエル建国70年、激化するパレスチナ抗議デモ

 イスラエルは19日、建国70周年を迎え、各都市でコンサートなどイベントの開催も予定され、祝賀ムードだ。パレスチナ自治区ガザ地区のイスラエルとの境界沿いでは、イスラエル建国などにより故郷を追われたパレスチナ難民の帰還を求…

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米大学「韓米研究所」閉鎖の衝撃

韓国紙セゲイルボ 韓国政府に対する怒りの声も  小説家パール・バック。幼い頃中国に行き18歳まで暮らした。小説『大地』『西太后』『東の風・西の風』は中国を背景にしている。歴史学者ジョン・K・フェアバンク。西欧の東洋史学者…

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シリア空爆は対北軍事行動の予告編だ

 今回、米、英、仏の海・空戦力のシリア空爆は迅速かつ完璧な戦果を上げた。シリア駐屯ロシア軍の新型対空ミサイルS400が反撃できなかった理由は、米英仏連合軍を刺激すればロシア軍も空襲を浴びる恐れがあるからだろう。  中国も…

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皇太子殿下御夫妻、日米交流団体式典に

 皇太子殿下御夫妻は18日午後、東京都港区のホテルオークラ東京で開かれた日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」(本部ニューヨーク)創立110周年記念式典に出席された。  同団体は1907年に設立された米国の民間非営利団体…

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