Date archive for 3月, 2018

信頼揺らぐ広辞苑、誤り目立つ第7版

 今年1月、10年ぶりに改訂された岩波書店の国語辞典「広辞苑」第7版では、台湾が中国の一部と記載されただけでなく、他にも誤りが目立っている。そのうち4箇所について広辞苑編集部に指摘し正したが、いまのところ訂正に応じていな…

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安倍首相、9条改正に強い意欲

自民党大会「自衛隊違憲論争に終止符」  自民党は25日、都内のホテルで第85回定期党大会を開いた。安倍晋三首相(党総裁)は演説で「いよいよ結党以来の課題である憲法改正に取り組む時が来た」と述べつつ、「憲法にしっかりと自衛…

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自民党大会、改憲へ党員一丸の態勢作りを

 自民党は党大会で、憲法改正実現を目指す運動方針を採択した。安倍晋三首相(党総裁)は改憲4項目の条文案がまとめられたことを報告し、「結党以来の課題である改憲に取り組むときが来た」と決意を披歴した。発議に向けてたたき台を提…

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野党は安保を上位に考えよ

 誤解を恐れずに申し上げれば、野党や一部マスコミの森友問題に対するスタンスからは、真相解明ではなく、安倍政権倒閣に利用しているようにしか見えない。  野党のパフォーマンスやマスコミに登場するコメンテーター、識者といわれる…

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各編集部の「森友・書き換え」特集より読ませた文春の飯島氏コラム

◆テレビと同様の内容  財務省の“文書書き換え問題”は27日の佐川宣寿前国税庁長官の国会証人喚問で局面が動く可能性があるが、潮目が変わるのを見越してか、週刊誌の安倍政権への厳しい見方が目立ってきた。  週刊新潮(3月29…

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「周囲は特殊メークの新しい基準を作ったと…

 「周囲は特殊メークの新しい基準を作ったと言ってくれた。日本でこの世界を目指す若い人たちにも夢を与えられたと思う」。今年の米アカデミー賞でメーキャップ&ヘアスタイリング賞を受けた辻一弘さんが都内記者会見で。  この間、多…

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「沖縄の痛み分かち合う」 天皇陛下、御訪問のたび語られた思い

 天皇陛下は皇太子時代から、皇后陛下と繰り返し沖縄を訪れ、記者会見などでその都度思いを述べられてきた。  1975年7月、両陛下(当時皇太子御夫妻)は初めて沖縄を御訪問。「ひめゆりの塔」で過激派から火炎瓶を投げ付けられる…

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シリア内戦いまだ終わらず

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 補給能力持つ反政府勢力 伝統的な物流システムを維持  今やその複雑性ゆえに世界の関心を買っているシリア内戦は開始から7年目を迎えた。犠牲者約35万人以上、難民として国外に脱した者約500…

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トランプ氏、中間選挙は民主党の「危険な」移民政策に焦点を当てるべきだと主張 Trump says midterm elections must focus on Democrats’ ‘dangerous’ immigration policies

 議会共和党は21日に公表された世論調査結果で、民主党との差を半分に縮めた。トランプ大統領は、民主党の「危険な」移民政策を有権者に思い出させることによって、共和党は今年、下院で過半数を維持できるとの予測を示した。  キニ…

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「出会い系」通い元官僚の中学講演で左派学者使い偏向報道したNHK

◆懲戒処分受けた人物  「国が学校に授業の内容を問いただす異例の事態です」  15日のNHK総合テレビの「ニュース7」、その後の「ニュースウオッチ9」でも、前川喜平・前文部科学事務次官が公立中学校(愛知県内)の総合学習で…

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「一を知って二を知らぬなり卒業す」(高浜…

 「一を知って二を知らぬなり卒業す」(高浜虚子)。ちょうど桜の開花と卒業が重なるシーズンとなった。この季節は、卒業式と入学式という別れと出会いの行事があり、胸を弾ませたり、感傷的になったりと情感に満ちた思い出を生み出すも…

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防衛大綱見直し、専守防衛で国民を守れるか

 政府は「防衛計画の大綱」(防衛大綱)を年内に見直す。  安倍晋三首相は「従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていきたい」と述べ、大胆な見直しを目指す意向を示している。   自民が…

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皇后陛下、文学展を御鑑賞

 皇后陛下は23日、東京都渋谷区のチェコ大使館を訪れ、「変わらぬ原作、変わり続ける翻訳―日本とK・チャペックの文学」展を鑑賞された。  同国の国民的作家カレル・チャペックの没後80年に当たり、開催された。1998年の国際…

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韓国・李氏逮捕、常軌逸する前・元大統領叩き

 韓国の李明博元大統領(76)が巨額の収賄容疑などで検察当局に逮捕された。大統領経験者の逮捕は全斗煥、盧泰愚両氏と朴槿恵前大統領に続き4人目。特に現職だった朴被告が昨年3月、弾劾・罷免後に逮捕されたばかりという異例の事態…

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トランプ氏、安保担当補佐官を解任

後任に強硬派のボルトン氏  トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任し、後任に対外強硬派のジョン・ボルトン元国連大使(69)を充てると表明した。ボルトン氏は4月9日付で就任する。  ボ…

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「赤旗」に載る社民党大会 参院統一候補目論む共産

共闘呼び掛けに手近な社民  「参院選へ候補者一本化/社民党大会 5野党党首が足並み」。大きな見出しで共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・25)が、社民党大会の記事を1面カタで報じた。  また、同大会での志位和夫委員長の「…

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変化する党「民進」が解説 地方議員参画、「友党」連携

“新体制”まで弥縫策で維持  民進党の分かりにくさは所属議員・党員、サポーターにとってもそうなのだろう。同党機関紙「民進プレス」(3・16)は2~3面に「党はどう変わる!?/大会決定事項を受けて変化する党」を特集した。桜…

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JOC要望聴取「自由民主」 試される「スポーツ立国」

JOC要望聴取「自由民主」 試される「スポーツ立国」

平昌後もメダルの伸びしろ  平昌冬季五輪の次は「北京五輪で過去最多の金メダル数を獲得することを目標」とする日本オリンピック委員会(JOC)は、新たな冬季競技用ナショナルトレーニングセンター(NTC)の整備を自民党に要望し…

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カムサハムニダ平昌五輪 平和の中で育つ人間の能力

北見で知るカーリング  美しいフィギュアスケート競技の羽生結弦選手らの姿を銀盤に残しながら「カムサハムニダ!」(ありがとう)の言葉をそえて、韓国・平昌五輪の17日間の冬季オリンピックの幕は閉じた。  世界の平和の中に続く…

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オバマ政権時の教育指針で学校が荒廃 Obama policy blamed for chaos in schools that hurts minorities

 オバマ政権は当時、学校にマイノリティー(少数派)の生徒へのしつけを緩和するよう命じたが、トランプ政権は、この命令を改めようとして、人種差別主義者だと非難されている。しかし、この命令によって、少数派を含む子供の日常がかえ…

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来年5月に行われる新天皇即位の儀式について…

 来年5月に行われる新天皇即位の儀式について、共産党が文句をつけてきた。皇位継承儀式の核心となる「剣璽等承継の儀」について「天皇家の私的行為として行うべきであり、国事行為とすべきではない」とする申し入れ書を政府に提出。「…

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風にたなびくアオザイ

地球だより  ベトナム最大の商都ホーチミン市では、女性の公務員および教師や大学生に対し、アオザイ着用を奨励し、1週間に1~2回は着用日を設けるなど提言している。なお、3月は「アオザイ月間」だ。  アオザイは、丈の長い上衣…

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中国の野心、二つの100年構想で覇権構築へ

拓殖大学客員教授 野口東秀氏に聞く  5年間の第1期政権を終えた中国の習近平国家主席は、昨年10月の共産党大会で党規約に「習近平思想」を入れ、今月の全人代(全国人民代表大会)では憲法改正で国家主席の任期を撤廃するなど「強…

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