Date archive for 6月, 2017
成長の柱は観光、エネルギー
21世紀の北海道 前道議会議員 柿木克弘氏に聞く 近年、北海道を訪れる外国人が増えている。四季を通じて豊かな自然があること、さらに新鮮な食材に魅力を感じる、などがその理由に挙げられる。そうした北海道の魅力をさらに引き出…
G20を韓国の中堅国外交を試す好機に
韓国紙セゲイルボ 韓米首脳会談に耳目が集中しており、その1週間後に独ハンブルグで開かれる主要20カ国(G20)首脳会議にはこれといった関心がないようだ。 ハンブルグG20は欧州の盟主であるドイツが主催し、トランプ政府…
自衛隊違憲論はなくならない
安倍晋三首相(自民党総裁)は、自民党の憲法改正案を今秋の臨時国会が終わる前に衆参両院の憲法審査会に提出する意向を表明した。国会は研究機関ではなく立法機関であり、「調査・研究」を際限なく継続すべきでない。ただ、問題は改憲…
世界で活躍した演出家の蜷川幸雄が亡くなった…
世界で活躍した演出家の蜷川幸雄が亡くなったのは、昨年5月12日。今年4月、蜷川をよく知る演劇評論家の長谷部浩氏による評伝『権力と孤独』(岩波書店)が刊行された。 この本のキーワードは「権力」。それまで蜷川が属していた…
ラマダンはひとときの和平の場
地球だより 24日夜、約1カ月続いたラマダン(イスラム教の断食月)が終わった。イスラエルのイスラム教徒の人口は148万8000人(2015年イスラエル中央統計局調べ)で、イスラエル人口の18%。ラマダンはイスラム教の戒…
アラブ4カ国、カタールに同胞団との断絶要求
サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、バーレーンの4カ国は23日、5日に断交したカタールに、関係改善の条件として、イスラム組織ムスリム同胞団や同胞団を母体とするパレスチナの過激派組織ハマスなどとの完全断…
女性政治家の明暗
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 任永信(1899~1977)、朴順天(1898~1983)両氏は大韓民国の女性政治家の先駆者だ。任氏は女性国会議員1号だ。1948年、女性としては初めて商工部長官(商工大臣)に任命…
日印が連携し米国善導を
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 期待外れのトランプ氏 着々と覇権拡大進める中国 アジア太平洋地区の国際環境も天候不順のこの頃のように先が読めないものになってきている。この紙面でも私はトランプ米大統領に期…
近ごろ騒がしい血盟の韓米関係
韓国紙セゲイルボ 同盟で重要な国家間の信頼 1950年この国は同族間の争いの中にあった。その冬、北朝鮮軍を追った米海兵隊は蓋馬高原長津湖付近で中国人民解放軍に包囲された。敵の銃弾と零下30度の酷寒で若者たちが倒れた。生…
決議違反のロシア、国際核機関に北の研究者
北朝鮮 制裁の現実(4) 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く ロシアによる北朝鮮制裁の履行状況は。 非常に懸念される。国連制裁対象に指定されてきた複数の北朝鮮企業・団体が、かつてロシア国内に代表者…
藤井四段29連勝、将棋指す子供たちの模範に
驚異的な記録である。将棋の最年少棋士、藤井聡太四段が歴代単独1位となる29連勝を達成した。どこまで記録を伸ばすか、今後も目が離せない。 いまだ無敗の中学生棋士 藤井四段の29連勝は、昨年10月に史上最年少の14歳2…
現有確保に躍起の共産
’17首都決戦(下) 告示後初の週末を迎えた24日、東武東上線ときわ台駅北口で行われた共産党都議選候補の演説会。駅前のロータリーを埋めた聴衆は、「憲法9条 まもろう」というのぼりを立てたり、「共謀罪NO!」のプラカード…
東芝半導体の日米韓連合への売却方針に原発絡め政府批判する東京
◆論理誘導がミエミエ 東芝は半導体子会社「東芝メモリ」の売却について、政府系投資ファンドの産業革新機構を中心とする「日米韓連合」と優先的に交渉することを決めたが、これに毎日、東京が社説で反対している。 特に東京23日…
「花いっぱい運動」が全国各地の自治体で…
「花いっぱい運動」が全国各地の自治体で進められている。街の景観を花を植えることで良くしようという運動だ。先週、福島県を旅した時に地元の新聞やテレビ局で紹介していたのが前沢集落のシャクヤク。 ここは南会津町の山間にあっ…
国連からの対日人権批判 、もっと事実を説明しよう
先月来、日本はジュネーブの国連人権理事会や関連委員会から、批判の波状攻撃を受けた。 事実誤認や偏った批判も目立ち、政府は反発している。拷問禁止委が、日韓慰安婦合意の見直しを勧告し、プライバシー権に関する特別報告者、ジ…
同性婚のウエディングケーキ拒否
米最高裁が審理へ 米最高裁は26日、キリスト教徒のケーキ職人が、信仰を理由に同性カップルのウエディングケーキの注文を拒否できるかどうかをめぐる訴えを審理することを決めた。裁判は、コロラド州デンバーのケーキ店マスターピー…
各国の履行状況、イラン問題に比べ切迫感薄く
北朝鮮 制裁の現実(3) 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く 各国は国連安保理決議に基づく北朝鮮制裁をどの程度履行しているのか。 安保理決議は基本的にザル扱いで、ほとんどの国が人ごとだと思っている…
シリア情勢、主導権争いで不安定化招くな
米軍主導の有志連合、ロシア、イランおよびシリアがシリア国内で過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を展開する中、有志連合とシリアが交戦するケースが相次いでいる。 IS掃討後の情勢をにらんでの主導権争いが背景にあるが…
知事が仕掛ける代理戦
’17首都決戦(中) 23日に火ぶたを切った都議選も中盤戦に入って、小池知事の都民ファーストと自民党の二大勢力ががっぷり四つに組む激戦となっている。 小池知事は、自民党都連幹部を主敵として定め、自らの懐刀を差し向けて…
那覇市議会議員選挙、知事派と反知事派の代理戦争
保革とも無所属へのアプローチを強化、7月2日告示・9日投開票 那覇市議会議員選挙が7月2日告示、9日に投開票される。県政の保革両陣営は、城間幹子・革新那覇市政に対する評価に直結するだけでなく、来年11月に予定されている…
反基地活動家に利用される国連
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 国連が沖縄の反基地闘争の道具として利用されている。 2015年9月、翁長雄志知事がジュネーブの国連欧州本部の人権理事会で演説したのに続いて、沖縄平和運動センター議長の山城博治被告…
キューバへのもっと大きな期待 Greater expectations for Cuba
人生には、カネの追求以上のものがある。これは、必ずしも億万長者の大統領が言おうとしたのだろうと期待されるメッセージとは限らないが、トランプ大統領は、前任者のキューバ政策を覆しながら、世界に、繁栄は自由の日の光が輝く中で…
深夜に帰宅途中、神奈川県の私鉄駅で80歳は…
深夜に帰宅途中、神奈川県の私鉄駅で80歳は超えていると思われる老女が何をするでもなくいるのを時々見掛ける。駅やその周辺を徘徊(はいかい)しているらしい。 こんな夜遅くにと誰もが心配するが、駅員もどうしようもないようだ…