各国の履行状況、イラン問題に比べ切迫感薄く


国連安全保障理事会

北朝鮮 制裁の現実(3)

国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く

 特に重要なのは、人の動きを封じ込めることだ。制裁対象の北朝鮮人は生年月日やパスポート番号、名前を簡単に変えられる。写真や指紋など生体認証情報をインターポールを中心に集約し、各国が共有する。つまり、テロ対策と同じことを北朝鮮の制裁対象者にもやるのだ。ここがうまく進んでいない。


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