社会
福岡・熊本に線状降水帯、「緊急安全確保」も
前線が1週間程度停滞、西・東日本と東北では大雨に警戒を 対馬海峡から近畿、東海に延びる前線の影響で、12日午後は九州を中心に大雨となった。気象庁は午後2時ごろ、福岡県筑後地方と熊本県熊本地方で線状降水帯が発生したとの「…
日航機遺族、カナダの子供たちに読み聞かせ
絵本「パパの柿の木」で伝えたい思い、「必ず春は来る」 36年前の日航ジャンボ機墜落事故で夫を亡くした谷口真知子さん(73)=大阪府箕面市=が、英訳出版した自身の絵本をカナダの子供たちにオンラインで読み聞かせた。「必ず春…
陸上自衛隊、感染拡大で沖縄県に看護官を派遣
自衛隊法に基づく災害派遣として実施、医師の診療補助へ 新型コロナウイルスの感染拡大で逼迫(ひっぱく)する沖縄県の医療を支援するため、陸上自衛隊那覇駐屯地(那覇市)は12日、看護官ら5人を県に派遣した。玉城デニー知事から…
山口宇部空港で「ワーケーション」を総合案内
県独自のプログラムを紹介、来県者の増加などを狙う 山口県は、旅先で仕事をする「ワーケーション」の総合案内施設を山口宇部空港(宇部市)に開設した。 企業や個人に県独自のワーケーションプログラムを紹介し、来県者の増加や、…
ARIGATO五輪マーク、お台場のシンボルを撤去
今後はパラリンピックのシンボルを同じ所に設置する予定 東京都は11日、東京五輪の閉幕を受け、お台場海浜公園(港区)の海上に設置していた五輪のシンボルマーク(ファイブリングス)を撤去した。今後、24日に開幕するパラリンピ…
上野動物園の双子パンダ、うっすらと目が開く
体重は2キロを超え発育良好、2頭の名前は現在募集中 上野動物園(東京都台東区)は11日、6月に生まれた双子の赤ちゃんパンダの目がうっすら開き、いずれも体重が2キロを超えたと発表した。12日で生後50日。発育は良好だとい…
日航機墜落からきょう36年、祈り込め灯籠に光
コロナで川には流さず、墜落現場のある群馬県上野村で 520人が死亡した日航機墜落事故から36年となるのを前に、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」がある群馬県上野村では11日夕、約200個の灯籠が河原に並べられ、ろうそくを…
墜落で父を亡くした娘「日常がどんなに大事か」
事故を伝える活動に関わる内野理佐子さん、今年も山へ 520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から12日で36年。父、南慎二郎さん=当時(54)=を亡くした内野理佐子さん(61)は「ささやかな日常がどんなに大事か…
東京五輪へのSNSの反応、競技以上の存在感?
誹謗中傷に苦しんだ村上選手、「ベッド破壊」も話題に 東京五輪では良くも悪くも、インターネット交流サイト(SNS)の反応がこれまで以上に注目され、時には競技よりも存在感を放つケースがあった。 勇気を出して問題提起したの…
東京・八王子で39度、関東の多くの地点で猛暑日
都心と横浜で今夏初の猛暑日、熱中症対策の徹底を 関東などでは10日、35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、東京都八王子市で39・0度を観測。よく晴れたほか、台風9号から変わった低気圧が東北地方を通過した…
陸上男子400リレー、 金メダル狙い残酷な結末
自信を持てなかった走力、頼みのバトンパスで痛恨のミス 6日に行われた東京五輪の陸上男子400メートルリレーで多田修平、山県亮太、桐生祥秀、小池祐貴で臨んだ日本はバトンパスに失敗。その瞬間、メダルの夢がついえた。前回リオ…
神戸高2刺殺、被害者と面識なく突発的な犯行か
逮捕から1週間、「腹が立った」動機の解明が今後の焦点 神戸市北区で2010年、高校2年の堤将太さん=当時(16)=が刺殺された事件で、殺人容疑で当時17歳のパート従業員の男(28)=愛知県豊山町=が逮捕されてから1…
「経験者と複数人で入山を」、県警が注意喚起
長野県で山岳遭難が多発、「密」回避で登山人気が上昇 本格的な夏山シーズンを迎え、全国有数の山岳県である長野県では山岳遭難が多発している。新型コロナウイルスの感染拡大で、「密」を避けるレジャーとして登山の人気が高まってい…
視覚で涼しさを、階段アートで暑さを乗り切れ!
猛暑のまち熊谷市、JR熊谷・籠原両駅構内にお目見え 埼玉県熊谷市のJR熊谷、籠原両駅構内の6カ所に「涼」「水」「青」がテーマの階段アートがお目見えした。猛暑のまちで知られる同市は、視覚による涼しさで暑さを乗り切って…
平和を祈り、長崎で2年ぶりに「万灯流し」
原爆投下から76年、川辺の400個の灯籠が周囲を照らす 長崎への原爆投下から76年となった9日夜、長崎市の爆心地付近を流れる浦上川周辺で「万灯流し」が行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、開催は2年ぶり…
長崎原爆忌「たった一つの命だから大切に」
3歳で被爆の田中安次郎さん、平和の尊さを次世代へ 「たった一つの命だから大切に。戦争なんかでなくすことがないよう、過去を学び、未来をどう生きるか考えて」。3歳で被爆した長崎市の田中安次郎さん(79)は「二度とあんな時代…
犠牲者悼み平和の祈り、浦上天主堂で早朝ミサ
200人の信徒らが参列、今も鳴り続ける「アンジェラスの鐘」 76年前、原爆で多くの信徒が犠牲となった長崎市本尾町のカトリック教会浦上天主堂では9日早朝、追悼のミサが行われ、参列した信徒ら約200人が静かに祈りをささ…
勝者を称えるグッドルーザーたち、人々の記憶に
NZ代表「日本頑張れ!」、相手を称える姿に称賛の声 17日間にわたる東京五輪が閉幕した。メダルをめぐる熱戦と多くのドラマが五輪の歴史に刻まれたが、手痛い敗北を喫しても相手をたたえることを忘れなかった選手たちの姿も、スポ…
大会開催中の酷暑、運営側の対応は選手に冷たく
急きょ開始時間が変更、遅い対応にアスリートから不満 コロナ禍で強行開催された東京五輪には感染対策のみならず、酷暑への懸念が付きまとった。大会期間中は暑さが厳しくなるとの予報も取りざたされていたが、大会組織委員会など運営…
東京五輪閉幕、コロナ禍を戦い抜いた17日間
日本は史上最多のメダル58、次回は2024年仏パリで 第32回夏季オリンピック東京大会は8日夜、東京・国立競技場で閉会式が行われ、閉幕した。新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年延期された大会。東京都で1日当たりの新…
聖火が消され、世界に「ARIGATO」の文字
選手へのねぎらいとボランティアへの感謝を込めた閉会式 新型コロナウイルスの感染が広がる中で開催された、異例づくしの大会を締めくくった8日の東京五輪閉会式。全力で競い合った選手へのねぎらいと、ボランティアらへの感謝を表す…
バッハIOC会長「全世界が一つになった」
閉会式でスピーチ「東京大会は希望、連帯、平和の五輪」 国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長の閉会式でのスピーチ要旨は次の通り。 パンデミックが始まって以来初めて、全世界が一つになった。世界中の何十億もの人々が感…
パリ市長に五輪旗、コロナ危機乗り越え未来へ
小池都知事「安心・安全な大会を実現、全関係者に感謝」 東京都の小池百合子知事は8日夜の東京五輪閉会式で、次回2024年五輪の開催都市パリにオリンピック旗を引き継ぐ「フラッグ・ハンドオーバー・セレモニー」に臨んだ。 …