上野動物園の双子パンダ、うっすらと目が開く 


体重は2キロを超え発育良好、2頭の名前は現在募集中

上野動物園の双子パンダ、うっすらと目が開く 

うっすらと目が開いてきた双子のジャイアントパンダの赤ちゃん(左が雄、右が雌)=10日撮影(公益財団法人東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は11日、6月に生まれた双子の赤ちゃんパンダの目がうっすら開き、いずれも体重が2キロを超えたと発表した。12日で生後50日。発育は良好だという。

 同園によると、2頭は尺取り虫のような動きで前進したり、前肢に力を入れて上体をぐっと持ち上げたりすることができるようになった。

 生後約2週間からあおむけで寝られるようになり、寝返りも上手になったが、自力で戻れず「ンギャー」などと大声で叫んで助けを求めることも多い。1日の哺乳量は、多いときには300ミリ以上になるという。

 同園では20日までウェブサイトや園内に設置した応募箱で2頭の名前を募集している。1人1回限りで、それぞれカタカナで9文字以内。