社会
父の教え、集中力とスピードを武器に銅獲得
空手組手の荒賀龍太郎選手、異名は「スピードドラゴン」 空手男子組手75キロ超級で銅メダル獲得を決めた荒賀龍太郎選手(30)=荒賀道場=は、持ち前の俊敏さから「スピードドラゴン」の異名を取る。日本の組手のエースは、恩師で…
高飛び込みの玉井陸斗、悔いなき決勝の大舞台
萎縮することなく入賞を達成、メダルとの距離は痛感 男子高飛び込みの玉井は予選、準決勝を経て、「五輪の雰囲気にだいぶ慣れてきた」と実感できていた。決勝でも萎縮することなく、力を出し切って入賞を果たした。 苦手の後ろ宙返…
14歳ダイバー、玉井陸斗選手が堂々の7位入賞
「楽しい時間を過ごせた」、決勝の経験でまた一つ成長 14歳のダイバーが魅せた。日本選手団の男子最年少、玉井陸斗選手=JSS宝塚=が高飛び込みで7位入賞を果たした。「楽しい時間を過ごせた」と話す決勝の舞台。貴重な経験で、…
女子マラソン一山麻緒選手、力走の8位入賞
「奇跡を起こす」恩師との約束胸に、日本17年ぶりの入賞 「東京五輪で奇跡を起こす」。女子マラソン一山麻緒選手(24)=ワコール=は、鹿児島・出水中央高時代の恩師、黒田安名監督(66)と交わした約束を胸にスタートラインに…
広中璃梨佳、2種目目の1万mも快走で7位
序盤には集団をリード、果敢な走りで25年ぶりの入賞 日本新記録で9位に入った5000メートルから中4日。女子1万メートルで広中がまたも快走を見せた。疲労を問題にせず7位に食い込み、今度は同種目で日本勢25年ぶりの入賞と…
新体操団体、予選落ちを覚悟した日本チーム
躍動感のある演技もミスが発生、辛くも7位で決勝進出 安堵(あんど)の思いがこみ上げた。団体総合予選の演技を終えた日本の5人は取材対応中に決勝進出が確定したのを知り、その場で抱き合って号泣。主将の杉本は「1個のミスで順位…
動き硬かった空手組手の植草歩、メダルに届かず
トレードマークの笑顔が消え、悔し涙「夢の舞台に感謝」 トレードマークの笑顔が消え、悔し涙が頬を伝った。植草は「自分を信じて応援してくれた方のためにも優勝したかった。勝てなかったことを、本当に申し訳なく思っている」。 …
ASチームも4位、日本2大会ぶりのメダルなし
勢いよく祭りのエネルギーを表現、定位置から抜け出せず デュエットFR予選から数えて五つ目の演技。最後のチームFRも日本は4位という定位置から抜け出せず、2大会ぶりのメダルなしに終わった。 祭りばやしや掛け声がふんだん…
五輪旗の引き継ぎ式「女性の時代の象徴に」
小池知事と24年の五輪開催地パリのイダルゴ市長が会談 東京都の小池百合子知事は7日、2024年の五輪開催都市であるパリのイダルゴ市長と都庁で会談した。会談後の共同記者会見でイダルゴ氏は、東京五輪について「国際社会は成功…
「五輪の意味あった」福島県産の桃の魅力を発信
「世界一おいしい」各国代表チームが絶賛、ネットで話題に 東日本大震災からの復興を理念に掲げた東京五輪で、福島県産の桃を絶賛する各国代表チームの声が世界に発信されている。インターネット交流サイト(SNS)には「福島の桃が…
卓球の水谷隼が引退の意向「冒険はここまで」
「目が完治するなら40、50歳まで」、若手への期待も口に 東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)=木下グループ=が7日、現役を退く意向を示した。東京都内で開かれた日本代表の記者…
プラネタリウムのスクリーンで五輪競技を観戦
スポーツクライミングを観戦、迫力ある映像に親子ら興奮 プラネタリウムのスクリーンいっぱいに広がる競技映像を見上げながら東京五輪を観戦する企画が5日、東京都府中市で行われた。「自分がその場にいるように感じた」。抽選で選ば…
一口サイズのチキン「ポップコーンチキン」
日本ケンタッキー・フライド・チキンが数量限定で発売 日本ケンタッキー・フライド・チキン(横浜市)は、食べやすい一口サイズのチキンメニュー「ポップコーンチキン」を数量限定で発売。 国内産鶏胸肉を使用し、定番の「オリジナ…
空手男子形、「敵なし」を証明した喜友名諒
15歳から積み上げた結晶、日本空手界初の金メダル 空手の喜友名諒が、敵なしの世界王者であることを証明した。「道場で稽古をしているそのままの形を、舞台の上で打てたら」。強い思いを、決勝の大一番で存分にぶつけた。 この時…
空手男子形喜友名、張り詰めた「武」で頂点に
努力の積み重ねは100点、最後まで手を抜かず極みの演武 365日、ひとときも休まず技を磨き上げてきた。空手男子形の喜友名諒選手(31)=劉衛流龍鳳会=。心に刻むのは「稽古でも、一瞬でも気を抜いたら死を意味すると思え」と…
女子レスリングの向田真優、ついに大輪の花
重ねてきた努力が結実、「吉田沙保里の階級」を制覇 攻め抜き、勝ちをもぎ取った向田の表情が崩れる。「最後まで気持ちを切らさなかった」。吉田沙保里が戦った階級で、会心の金メダルを獲得した。 最近は負けていない龐倩玉との決…
向田選手、「勝つ気持ち」でつかんだ金メダル
逆転負けの過去と決別、果敢に攻め続けた結果の逆転勝ち 果敢に攻め続けた先の結末は、逆転勝ちだった。レスリング女子53キロ級の向田真優選手(24)=ジェイテクト=が初出場の五輪で金メダルを獲得した。「勝つ気持ちを持ち続け…
スポーツクライミング野中生萌、けがを押して銀
「けがを理由に負けたくない」、逆境で力を出し切る 右手首と右膝を負傷しており、万全には程遠い。だが野中は予選後、「けがを理由に負けたくない」と、強い口調で言った。覚悟が銀メダルとなって結実した。 女子は柔軟性やしなや…
精神的に成長、不屈の一手で届いた「銀」
手首などに故障を抱えるも、突破力と強いメンタルでつかむ スポーツクライミング女子複合の予選で、手首などを痛めていると明かした野中生萌選手(24)=XFLAG=。突破力と強いメンタルを武器に決勝戦に挑み、銀メダルをつかみ…
スポーツクライミングの野口啓代、銅で現役に幕
「最高のパフォーマンス」、ぶつけた経験・技術・力 世界のスポーツクライミング界を長年引っ張ってきた野口が、競技人生最後の日と決めた東京五輪決勝。「最高のパフォーマンスを」と誓い、経験、技術、力、全てを注ぎ込んだ。 五…
野口啓代選手、限界を超え有終の美を飾る「銅」
第一線を走り続けたベテラン、基礎から見直し苦手を克服 「諦めず登れてよかった」。東京五輪を最後に現役引退を表明しているスポーツクライミング女子複合の野口啓代選手(32)=TEAM au=が銅メダルを獲得した。目標の頂点…
卓球男子日本、韓国を3-1で破り銅メダル獲得
張本智和、新エースの存在証明、未来につながるメダルに 男子団体で銅メダル。張本は誰よりも先に、試合を決めた水谷に駆け寄った。「最後は感謝の気持ちだけで走っていた」。五輪、世界選手権を通じて大きな大会で初のメダル。自分を…
バスケ女子日本、フランスを下し銀以上が確定
全員で走り切った40分、着実にチーム力を上げ決勝進出 試合終了。男女を通じて日本バスケット界初のメダル確定を告げるブザーが鳴った。選手たちがコート上で輪になって喜びを爆発させる。「本当に言葉にならないくらいうれしい」と…