社会
さようなら「パラマーク」、巨大シンボルを撤去
お台場海浜公園の海上から撤去、解体されリサイクルへ 東京都は6日午前、東京パラリンピックの閉幕を受け、お台場海浜公園(港区)の海上に設置していたパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」の巨大モニュメントを撤去し…
東京パラ閉幕、選手や関係者らの出国ラッシュ
成田・羽田空港に長蛇の列、日本の対応に「感謝している」 東京パラリンピック閉幕翌日の6日午前、成田、羽田両空港は各国・地域の選手団や関係者らの出国ラッシュが終盤を迎えた。成田空港では、オランダなどへ出発する航空便のチェ…
リオ金ゼロを反省、実力蓄えた日本勢の5年間
金メダルは13に、コロナ禍や自国開催の重圧はねのける 日本は金メダルを13個まで積み上げた。金ゼロに終わった前回リオデジャネイロ大会の反省を生かせたことが大きい。 5年前は金の候補が銀にとどまった。代表格は競泳男子の…
障害者スポーツ、パラリンピックで裾野広がるか
注目集めるも残る課題、金銭面や指導者の負担が大きく 東京パラリンピックを機に注目を集めた障害者スポーツ。競技環境は改善されつつあるが、選手の経済的負担や指導者の確保など課題は依然多い。関係者は「未来へ裾野を広げるための…
コロナ禍の新学期、広がる「ハイブリッド授業」
登校かオンライン授業か選択可能、保護者から歓迎の声 新型コロナウイルス感染拡大下で新学期を迎えた小中学校で、登校するか、オンラインで授業を受けるかを選択できる「ハイブリッド授業」が広がっている。感染対策で登校を控え…
北海道震災から3年、遺族らが犠牲者の冥福祈る
37人が犠牲となった厚真町で、「自分も前を向かねば」 最大震度7を観測し、44人が死亡した北海道地震から6日で3年となった。37人が犠牲となった厚真町では、遺族らが思い思いの場所で犠牲者の冥福を祈った。 同日午前、地…
ロッテ・益田直也投手、悔しさ糧に守護神奮闘
両リーグ最多の30セーブ目、味わった悔しさが原動力 ロッテが今季初の首位に立った5日の日本ハム戦。3連投となった抑えの益田直也投手(31)が九回を3人で片付け、試合を締めた。リーグトップの30セーブ目を挙げ、「勝ちを届…
電力「地産地消」、ブラックアウト回避に備え
2018年北海道地震の教訓、道内の自治体で対策が始まる 2018年の北海道地震では、国内初の大規模停電(ブラックアウト)が発生。離島を除く道内全域に影響が及び、電気のない生活が最長2日間続いた。これを教訓に、道内の自治…
東京パラリンピック、13日間の感動と熱戦に幕
新型コロナや酷暑の影響も強く、3年後は初開催のパリ 障害のある選手によるスポーツの総合大会、第16回夏季パラリンピック東京大会は5日、無観客の東京・国立競技場で午後8時から閉会式が行われた。会場のある1都3県に緊急事態…
熱戦に思いさまざま、選手の言葉で振り返る
「死ぬまで成長できる」「スポーツの力を再認識できた」 新型コロナ下で技を磨いた苦難の1年。力の限り戦った選手の言葉で東京パラを振り返る。 ◇ パパ、私もカッパに 山田美幸(競泳女子。日本最年少メダル) パパが「自分…
東京パラリンピック閉幕、共生の思いを未来へ
アスリートをねぎらう、「違いが輝く」可能性伝える式に 13日間の日程を終え、東京パラリンピックが5日、閉会した。コロナ禍で1年延期となる異例の大会となったが、選手たちは困難に負けず懸命に戦い、違いを認め合い、互いをたた…
小池都知事、パラ旗も次回開催のパリへ引き継ぎ
動画で今大会を振り返る「安全安心な大会を実現できた」 東京都の小池百合子知事は5日の東京パラリンピック閉会式で、次回2024年大会の開催都市パリにパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」の旗を引き継ぐ「フラッグ…
女子マラソン道下美里、悲願の金メダルに涙
つかんだ「5年前の忘れ物」、パラ新記録も樹立 「5年前の忘れ物を取りにいこう」。そう誓って女子マラソン(視覚障害T12)に臨んだ道下美里(三井住友海上)。歓喜の笑みを浮かべて先頭でゴールテープを切った。「幸せだな」。銀…
バドミントン里見・山崎組、万感の金メダル
車いす女子ダブルス、分担せず自在に動くスタイルで頂点 表彰台の真ん中で互いにメダルを掛け合った。女子ダブルス(車いすWH)を制し、シングルスと2冠の里見紗李奈(NTT都市開発)の目にはうっすら涙。シングルスは銅だった山…
バドミントン梶原大暉、野球経験が生きて頂点
連続失点にも焦らず攻め切る、世界1位にストレート勝ち 男子シングルス(車いすWH2)は梶原大暉(日体大)が初代王者となった。1次リーグ、準決勝と格上を撃破し、決勝でも世界ランキング1位の金正俊(韓国)にストレート勝ち。…
車いすバスケ鳥海選手、世界の壁乗り越えた銀
飽くなき挑戦で米を追い詰める進化、攻守の要として活躍 東京パラリンピックの車いすバスケットボールで史上初の銀メダルを決めた男子日本代表。攻守の要として活躍した鳥海連志選手(22)にあるのは、飽くなき挑戦心だ。「世界の壁…
車いすバスケ日本代表、走力を磨き米国に肉薄
素早い攻守の切り替えを徹底、未来を照らす銀メダル 車いすバスケットボールの最高峰の舞台で、頂点を争った日本男子。これで第一線を退く豊島英主将(WOWOW)が言った。「米国の背中が近かった」。米国に敗れて悔し涙を流す…
男子マラソン、永田務と堀越信司が銅メダル
上肢障害T46の永田、粘りの走りで盛り返し安堵の銅 男子マラソン(上肢障害T46)の永田務(新潟県身体障害者団体連合会)は、粘りの走りで銅メダル。表彰台圏外に落ちた時間帯もあったが、終盤に盛り返した。胸をたたきながらゴ…
北海道地震きょう3年「立ち止まらず復興を」
44人が亡くなり2300棟が全半壊、追悼式で犠牲者に祈り 震度7の揺れを観測し、44人が犠牲となった北海道地震の発生から3年となるのを前に、甚大な被害を受けた厚真町で5日、追悼式が行われた。参列した遺族ら約80人が…
コロナワクチン3回目接種、感染予防に「効果」
海外報告を受け政府が検討へ、「異種混合」には慎重論も 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ワクチン接種に新たな動きが出ている。感染予防効果が持続するとの海外での報告を受け、政府は2回接種後に3回目を追加する「ブースタ…
小売り・飲食・宿泊業界、脱プラスチックを急ぐ
スプーンなど代替素材に、コストや利便性などハードル高く 政府はプラスチック製品の使用削減を義務付ける新法の施行に向け、無償提供の使い捨てスプーンなど12品目で大手企業に対策を求める制度案を示した。環境汚染の原因としてプ…
大谷翔平が43号3ラン、疲れ知らずの活躍
4試合ぶりにアーチ、9勝目あげた前日に続き勝利に貢献 エンゼルスの大谷が4試合ぶりにアーチを架けた。六回無死一、二塁。左腕アラードの初球を捉えて右翼席に運んだ。メジャートップを走る43号。今季エンゼルスタジアムでの25…
日本航空、CAが千葉県山武市の魅力をPR
「魅力発信プロジェクト」で、稲刈りなどで動画を作成 千葉県山武市は、日本航空の客室乗務員(CA)による稲刈りの撮影を行った。成田空港に近接する同市と日航の共同企画「魅力発信プロジェクト」の一環。市のコメをPRするため、…