小池都知事、パラ旗も次回開催のパリへ引き継ぎ
動画で今大会を振り返る「安全安心な大会を実現できた」
東京都の小池百合子知事は5日の東京パラリンピック閉会式で、次回2024年大会の開催都市パリにパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」の旗を引き継ぐ「フラッグ・ハンドオーバー・セレモニー」に臨んだ。
黒と白のワンピース姿の小池氏は、旗を大きく左右に振り、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長に手渡した。その後、同会長からパリのイダルゴ市長に旗が引き継がれた。
小池氏は閉幕に当たり配信した動画で、新型コロナウイルスの影響で無観客となった今大会について「アスリートの活躍を目前に見られなかったことは残念だが、真摯(しんし)な思いと不屈の精神は十分に伝わったと確信している」と強調。「徹底した感染防止対策の下、安全安心な大会を実現することができた」と振り返った。