特集
コロナ後に向け 心通う強固な台日関係を
台北駐日経済文化代表処代表 謝長廷 2期目に入った蔡英文総統の就任から1年を迎え、蔡政権は5月20日より6年目に入ります。昨年、世界は新型コロナウイルス感染症の対策に追われ、台湾も最優先で防疫に取り組みました。台湾と日…
2期目の蔡英文政権1周年 台湾、中国から「二つの脅威」
台湾は2期目の蔡英文政権発足から1周年を迎えた。蔡政権は、世界を震撼(しんかん)させ続けている新型コロナウイルス感染対策に尽力し求心力を高めた一方、「武力行使も放棄しない」と公言する中国の台湾併合への野心をどう牽制(け…
北方領土 4島返還へ世論結集を
軍備増強・開発進めるロシア 北方領土問題への理解と関心を深めるため制定された「北方領土の日」は、今年で41回目を迎える。2月7日は、日本とロシアの国境が択捉島とウルップ島の間にあることを定めた日露通好条約が調印された日…
きょう41回目の「北方領土の日」 国内の啓発で足元固め
北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 篠原信之氏に聞く 太平洋戦争後、旧ソ連(現在のロシア)によって不法に占拠された北方領土。択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島の四島返還を求めた取り組みは終戦直後から始まり、…
共産中国と自由世界の未来
ポンペオ米国務長官 演説の全文 2020年7月23日 ニクソン大統領図書館 米国のポンぺオ国務長官が7月23日、カリフォルニア州にあるニクソン大統領図書館で中国に対する外交政策について演説した。その全文の邦訳は以下の通…
国民が生活した固有の領土
きょう40回目の「北方領土の日」 領土・主権展示館が再開 きょう第40回目の「北方領土の日」を迎えた。日本とロシアは、1855年2月7日に日露通好条約で国境を択捉島とウルップ島の間に定めた。以来、択捉島、国後島、色丹島…
北朝鮮 駆け引き続く米朝
どうなる朝鮮半島情勢 正恩氏 長期戦も覚悟か 北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題や韓国の反日路線などで日本の安全保障や経済に大きな影響を及ぼしてきた朝鮮半島情勢。2020年は果たしてどのような動きが予想されるのか。現状と展…
韓国 変わらぬ反日路線
どうなる朝鮮半島情勢 「徴用」放置 ポスト65年体制論も 韓国の文在寅政権は、一昨年10月の元徴用工に対する韓国大法院(最高裁)判決により国際法違反の状態が生まれたにもかかわらず、これを放置したまま日韓関係を極度に悪化…
分水嶺の4月韓国総選挙、解消されぬ保守分裂の危惧
どうなる朝鮮半島情勢 「韓米関係、韓日関係を壊し、中国に接近している文政権に歯止めをかけられるか否かは4月の総選挙が分水嶺(れい)になる」 李明博政権で政府系シンクタンクのトップを務めたある保守系論客は韓国総選挙の行…
見通せぬ日朝交渉、「拉致」解決阻む相互不信
どうなる朝鮮半島情勢 安倍晋三首相が日朝間の懸案で最優先課題に掲げてきた北朝鮮による日本人拉致問題。第1次内閣を含め在任期間は8年を超える歴代最長となったが、拉致問題は解決に向けた動きが鈍い。最大の原因は相互不信の深さ…
フィンランド 異常気象で若者が不安症に
地球温暖化にどう取り組む 異常気象が北欧にも明らかに感じられるようになった。夏は暑い日が続き、特に2018年はその期間が長く、草が枯れ、家畜の飼料不足、山火事、海域の水竜巻など、前例のない異常現象が起きた。 スウェー…
フランス 46度の熱暑ワインも打撃
地球温暖化にどう取り組む 昨年6月下旬から7月にかけてフランスを含む欧州を襲った熱波により、仏保険省によるとフランスで1435人の死亡が確認された。 夏の気温は記録的な水準に達し、国家気象当局によると仏南部で同国観測…
北米 ハリケーンの増加が続く
地球温暖化にどう取り組む 米国では昨年9月、観測史上2番目に勢力が強いハリケーン「ドリアン」が、カリブ海の島国バハマを直撃してから米南部フロリダ州にも接近した。こうした超大型のハリケーンも年々増加傾向にある。 デンマ…
イスラエル 淡水化技術で隣国に水供給へ
地球温暖化にどう取り組む イスラエルでは温暖化により内陸からの暑い東風がより高温になり、2050年までに年間最大で118日間摂氏46度の熱波が発生し、2100年までに最大で50度の熱波が襲い、加えて降雨量は減少する可能…
中東 鉄砲水と灼熱化、海面上昇で移住も
地球温暖化にどう取り組む 岩盤地質の中東で短時間の豪雨による洪水被害が急増している。国連政府間パネル(IPCC)は温暖化による気候変動が原因と見ている。集中豪雨があると岩盤に亀裂が入り、岩が崩落する可能性もある。水の流…
EU、フランス パリ協定推進に執念
「温暖化」新年も世界に影響 2020年も地球温暖化問題が世界に影響しそうだ。欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン新委員長の看板政策は、温室効果ガス排出量を2050年までに「実質ゼロ」にする目標を掲…
米国 「パリ協定」離脱で支持基盤固め トランプ政権、中国に不満も
「温暖化」新年も世界に影響 トランプ米政権は昨年11月、選挙公約を果たす形で、「パリ協定」からの離脱を正式に国連に通告した。温暖化の原因となるガスの排出が世界で2番目に多い米国の離脱は、国内外から大きな声で批判を浴びた…
賛否渦巻くグレタさん
「温暖化」新年も世界に影響 論議呼ぶ不安煽る運動 昨年、16歳のスウェーデンの少女、グレタ・トゥーンベリさんが地球温暖化を警告し、一躍有名人となった。刺激を受けた学生や生徒たちが毎週金曜日、世界各地で地球温暖化対策デモ…
昭和天皇直筆草稿、歌会始の未発表御製も
乃木大将の思い出など 世界日報社が調査を進めている昭和天皇の御製(和歌)の直筆草稿の中に、歌会始のための草稿が含まれ、大半が未発表の歌であることが分かった。学習院院長を務めた乃木希典大将の思い出を詠んだ歌もある。 草…
昭和天皇の心の声を聞く 御製・直筆草稿が物語るもの
昭和天皇の御製(和歌)の直筆の草稿とメモが発見され、世界日報社は独自調査を進めてきた。それらには昭和天皇の御心が率直に吐露された未発表の作や、皇族方、親しくされていた人々や国民への思いの滲(にじ)む歌が含まれる。一方で…
国民の幸祈る昭和天皇、直筆メモに未発表御製や御心境
昭和天皇の御製(和歌)の直筆草稿と共に発見された直筆メモ16枚を世界日報社は写真撮りし調査を進めてきた。これらメモは昭和天皇が、地方の訪問先でも熱心に作歌に勤しんでおられたことを示すとともに、公にされていない歌、発見さ…
昭和天皇の御製草稿発見 岸元首相悼む3首など
昭和天皇の御製(和歌)の草稿の直筆原稿とメモがこのほど見つかった。宮内庁の罫紙に書かれた原稿は、昭和天皇に近い人が保管していた物で、世界日報社が写真撮りし、分析調査を進めていた。昭和天皇の和歌の相談役を務めていた岡野弘…
続く海面の上昇
地球環境を救え! 台風21号の影響は甚大 今後、被害増大の恐れ 昨年9月初旬、関西地方などを襲い、最大瞬間風速58・1㍍を記録した、今世紀最強とされる台風21号。大阪の都市部にも大きな被害をもたらした。関西国際空港では…