小山 常実 rss

コロナワクチンをめぐる法的問題

大月短大名誉教授 小山 常実 「十分な説明と同意」不足 生命・身体の自己決定権を守ろう  4月末、新型コロナワクチンの接種券が届き、いよいよ接種するか否か決断しなくてはならなくなった。いろいろ悩んだが、「ワクチンで死ぬよ…

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現実化する『1984年』の世界

大月短期大学名誉教授 小山 常実 米国が「第二の中国」になる トランプ派の再教育求める声も  テレビや新聞の報道を信ずるならば、1月21日午前2時前(ワシントン時間1月20日正午前)、ジョー・バイデン米大統領が誕生した。…

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真実の「日本国憲法」成立過程史

大月短期大学名誉教授 小山 常実 議会審議もGHQが統制 自虐史観植え付け憲法に偽装  当たり前のことであるが、独立国の憲法は、その国の政府や議会(国民)の自由意思によってつくられる。だが「日本国憲法」は、この原則に反す…

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『新しい公民教科書』検定合格に寄せて

『新しい公民教科書』代表執筆者 小山 常実 検定に名を借りた検閲 国民の「政治に従う立場」削除  本年3月24日、自虐史観打破の運動の先頭に立ってきた自由社の『新しい歴史教科書』は、不正検定を受けて正式に検定不合格となっ…

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皇位継承問題を考える

大月短大名誉教授 小山 常実 男系継承破れば日本分裂 別王朝への道を開く女性天皇  令和への改元とともに、皇位継承の危機を説き、女性・女系天皇容認論に誘導する動きが強まっている。しかし、皇位継承の危機は確かにあるが、言わ…

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家族、私有財産、国家の破壊

大月短大名誉教授 小山 常実 公民教科書の三つの特徴 マルクス主義思想と親近性  筆者は中学校公民教科書における内容史を研究し始めて30年近くなる。平成17(2005)年版からは、教科書改訂のたびに各社の教科書を比較検討…

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歴史教科書に通州事件掲載を

大月短大名誉教授 小山 常実 日本人殲滅図った中国軍 戦時国際法違反の猟奇的蛮行  1937(昭和12)年7月29日、冀東自治政府の首都であった中国・通州で、自治政府所属の保安隊数千人が反乱を起こし、自治政府と通州駐留の…

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戦力・交戦権奪われる謂れなし

大月短大名誉教授 小山 常実 戦争仕掛けられた日本 改憲しても国防の危機継続  3月25日、自民党は党大会を開き、第9条第2項を護持し、第9条の2を新設して自衛隊保持を明記する「日本国憲法」改正案を確認した。しかし、私は…

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安倍改憲案の致命的欠陥

大月短期大学名誉教授 小山 常実 可決は正式の属国化宣言 自衛戦力と交戦権を肯定せよ  昨年10月、『自衛戦力と交戦権を肯定せよ』(自由社)を出版した。この本は、交戦権(臨検・拿捕の権利、敵領域で戦う権利、占領行政の権利…

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改憲派は死滅、改悪派だけ残る

大月短期大学名誉教授 小山 常実 9条2項削除言う党皆無 永久属国化→滅亡路線の選択  10月22日、衆議院議員選挙が行われた。自民党が圧勝したため、安倍政権が継続することになり、当面の北朝鮮危機を乗り切るには一番よい状…

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交戦権否認は自衛権の否定

大月短期大学名誉教授 小山 常実 ミニ国家相手でも勝てず 補給戦で日干しにされる日本  憲法第9条1、2項をそのまま護持する安倍改憲構想が発表されて、2カ月以上が経過した。  第9条1項は、侵略戦争を放棄したものであり、…

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聖徳太子を厩戸王に変えるな

大月短期大学名誉教授 小山 常実 「学び舎」化する指導要領 「家族」「地域社会」の復活を  2月14日、小中学校の学習指導要領案が出された。中学校歴史教科書と公民教科書の内容史研究者である筆者は、指導要領案のうち、中学校…

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旧皇室典範を復元改正せよ

大月短期大学名誉教授 小山 常実 違法に作られた「新典範」 国際法や帝国憲法にも違反  天皇陛下の譲位問題がきっかけとなり、現行「皇室典範」(以下、「新典範」と言う)の改正問題が再浮上しています。しかし、中身がどうであれ…

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崩壊の危機に瀕する検定制度

大月短期大学教授 小山 常実 過激な反日教科書登場 「学び舎」に数々の検定基準違反  昨年4月、中学校教科書の検定結果が発表された。歴史教科書では、「学び舎」という新たな教科書が検定合格した。「学び舎」は、平成23年度を…

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公民教科書と反安保法の因果

大月短期大学名誉教授 小山 常実 記述ない国家観・国防 優等生ほどお花畑の世界観  本年9月19日、安保法制が成立した。混迷に混迷を深めた安保法制論議を聞いていて、三つのことを思った。相互に関連する日本共産党、公民教科書…

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