高いエイズ感染リスク 男性同性愛者は6人に1人


アメリカLGBT事情(7)

 米国で同性愛に対する抵抗感が根強く存在するのは、キリスト教の性倫理に反することが最も大きな要因だ。だが、決して宗教的理由が全てではない。同性愛文化が広がることは、公衆衛生の観点からも望ましくないという側面がある。

 米疾病対策センター(CDC)によると、2019年のエイズウイルス(HIV)新規感染者は3万6801人だったが、このうち実に69%に当たる2万5552人が男性と性的関係を持つ男性だった。男性と性的関係を持つ男性の割合は米人口の2%程度であることを踏まえると、異常な割合である。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ