カザフ騒乱鎮圧のトカエフ氏 前大統領派排除し全権掌握


露は対NATOで結束を誇示

 騒乱の発端は、カスピ海にほど近い地方都市ジャナオゼンで起きた数百人規模のデモだった。今年1日から、液化ガス料金が2倍に値上げされたことが理由だ。5日朝、全土で大規模な暴動が発生し、トカエフ大統領は首都ヌルスルタンやアルマトイ、西部のマンギスタウ州で非常事態宣言を発令。さらに6日未明、旧ソ連のロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタンで構成するCSTOに支援を要請した。


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