1878億円の円借款供与、安倍首相がウズベク大統領と会談
安倍晋三首相は19日、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と首相官邸で会談した。同大統領が日本を訪問するのは2016年の大統領就任以来初めて。両政府は会談後、日本がウズベキスタンでの火力発電所建設などのため、総額約1878億円の円借款を供与する交換公文に署名した。
ウズベキスタンは日本の中央アジア外交の要となる国。会談では北朝鮮対応で緊密に連携していくことで一致し、首相は拉致問題解決への理解と協力を求めた。
同大統領は18日に訪問した名古屋で、河村たかし名古屋市長と会談。首都タシケント市と名古屋の観光・文化交流の協力協定の締結に立ち会った。