李明博・朴槿恵「赦免」論の背景
「国民の統合」と「品格」のため 与党代表が口火、野党にも同調者 韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領の3年9カ月にわたる裁判が終結した。「国政壟断(ろうだん)」で朴被告は懲役15年と罰金180億ウォン、他の容疑で懲役5年を…
「お母さん食堂」の名称変更を求める署名運動
《 記 者 の 視 点 》 寛容な心そぐ“ジェンダー教育” 受験シーズンになると、料理する母親を間近に感じられるダイニングで勉強していた長男のことを思い出す。生真面目な性格からか、中学校時代に不登校で、高校は通信制で学…
議事堂襲撃受け保守派排除の動き ’Progressive purge’: Conservatives decry blacklisting of non-woke speech, figures
ツイッターからトランプ大統領が排除されたが、連邦議会議事堂襲撃をめぐって公の場からトランプ氏を排除する動きが加速すれば、政治的パージだと考える保守派の反発を招く危険性がある。 襲撃から1週間で、米大企業十数社が、大統…
西高東低の冬型の気圧配置で太平洋側は晴れ…
西高東低の冬型の気圧配置で太平洋側は晴れの日が続いている。絶好の凧(たこ)揚げ日和といったところである。「密」を避け新型コロナウイルス収束を願って、大空に凧を揚げるのも悪くない。 凧揚げはもともと中国から入ってきたも…
伝統の民族精神「シス」ーフィンランドから
地球だより サンナ・マリン首相が新年のメッセージで称賛したフィンランドの伝統的民族精神を表す「シス」は、たびたびフィンランドの文化として語られてきた。「シス」とは、極端な逆境に直面した時の並外れた決意であり、成功する可…
ロシア 国産ワクチンへの消えない不安
ロシアで新型コロナウイルスに対する「世界初」の国産ワクチンの接種が進められているが、その安全性に対する国民の不信と不安は根強い。18日から全国民を対象にした大規模接種を行うことが決まったが、その背景には政治的意図も見え…
西田天香と維摩居士
悟りより人々の救済優先 一燈園・燈影学園名誉学園長 相 大二郎氏に聞く 京都・山科区に生活共同体の拠点がある一燈園を創始した思想家・西田天香は、仏弟子の中でも特に在家の維摩居士(ゆいまこじ)を尊敬していた。仏教立国を目…
中国海警船 2日連続領海侵入
国境警報 沖縄・尖閣沖 日本漁船に接近 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で14日、中国海警局の「海警」1隻が約9時間にわたり、日本の領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近した。海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう…
金正恩氏の思惑 妹降格「米朝決裂の引責」
金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(上) 金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(下) 中国の支援で持久戦覚悟か 党大会では幹部の人事も発表されたが、最も関心を引いたのは正恩氏の妹・与正氏の降格だ。党の最高幹部は約30人い…
香港情勢、決して許されぬ「一国一制度」
香港では、高度な自治を保障した「一国二制度」が中国によって骨抜きにされ、自由と民主主義が踏みにじられる事態が続いている。 国際公約でもある一国二制度をないがしろにすることは決して許されない。 民主派53人の逮捕強行…
「団塊の世代」と呼ばれる世代が存在する。…
「団塊の世代」と呼ばれる世代が存在する。昭和で言えば、終戦直後に起きた第1次ベビーブームの22(1947)年~24年生まれ。現在は70代前半だ。 加藤典洋著『オレの東大物語』(集英社・昨年刊)によれば、この世代は「世…
中国ワクチン不要とは言えない現実ーブラジルから
地球だより 最近、街で出会う人に「新型コロナウイルスのワクチンを受けるつもりは」と質問することが記者の日課となっている。もちろん、ブラジルは感染拡大「第2波」の只中(ただなか)であり、質問をする相手は限られる。医療崩壊…
借金投資ブーム
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 投資と投機の違いは何か。私が行えば“投資”で、他人がすれば“投機”なのか。両方とも違う。ノーベル賞受賞者で近代経済学の父と呼ばれるポール・サミュエルソンは「まともな投資は、芝生が育…
米次期政権 気候問題を外交の中心に
バイデン次期米大統領は、新設する気候変動問題の大統領特使に上院議員時代からの盟友、ジョン・ケリー元国務長官を充てる。気候変動を国家安全保障や外交政策の中心に据える意思を示した人事だが、同盟国との連携を強めて中国に対峙(…
ワクチン開発で影響力拡大狙う露
ロシア研究家 乾 一宇 世界に先駆けて接種開始 英製薬大手と共同治験実施も ワクチンには感染症の発症や重症化を予防する効果がある。昨年末、欧米で相次いで新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。その皮切りはロシアであ…


