シリア撤退と「新・米国の覇権」


 2018年12月19日に突如としてトランプ米大統領がシリアからの米軍2000人を撤退させると発表した。そしてトランプ大統領はアフガンからも1万4000人の米兵のうち7000人を撤退させる方針だという。

 これはトランプ氏の選挙中からの公約であった。トランプ氏は実は不法移民対策やインフラ整備等の国内問題に予算を多く使いたいのである。

 しかし、マティス国防長官が事実上シリアからの撤退に抗議して辞意を表明。後任には、シャナハン副長官が代行の形で就任した。彼は、宇宙軍創設と軍事予算を全て任されている。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ