中国軍艦が領海侵入 屋久島南方を航行


中国海警局

 防衛省は19日、鹿児島県・屋久島南方を航行していた中国海軍の測量艦1隻が、日本の領海に侵入したと発表した。

 同省統合幕僚監部によると、17日午後8時40分ごろ、屋久島南方の接続水域を日本領海に向けて西進する中国海軍の「シュパン」級測量艦1隻を、海上自衛隊のP1哨戒機が発見。同艦は18日午前1時20分ごろ、同県の口永良部島西方の接続水域まで移動していることが確認され、同省は領海内を航行したと判断した。

中国公船4隻、沖縄・尖閣沖に領海侵入

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で19日、中国海警局の「海警」4隻が、日本の領海に侵入し航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は10月20日以来で、今年31回目。