Date archive for 2020
未知の世界に挑むアルピニスト 新たな挑戦を映像で表現
《 記 者 の 視 点 》 アルピニズムの世界で何が起きているのか。山岳雑誌がそれを伝えているが、大きなインパクトで迫ってくるのはやはり映画だ。 昨年9月に日本で公開された米国映画「フリーソロ」は、カリフォルニア州ヨ…
宗教施設での銃撃死亡事件が2500%増加 Security worries hit sense of sanctuary
1999年以降、宗教施設に対する死者を伴う攻撃が2500%増加、宗教指導者らは、聖域を汚すことなく守る道を模索している。キリスト教会の警備コンサルタントらは、暴力の増加には複数の要因があると指摘する。銃撃事件、宗教を標…
中国の空母戦力は未完成
初の国産空母「山東」 本格訓練の兆候見られず 中国は初の国産空母「山東」を昨年12月に就航させた。しかし、専門家らは、試験航海を繰り返しているものの、完全に運用可能な状態ではないとみている。 中国は南シナ海の大部分の…
正月の伝統を令和でも、子供たちが文化体験
正月の伝統文化を体験できるイベント「J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣」が2、3の両日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれ、多くの家族連れでにぎわった。 訪れた子供たちは、羽子板や、餅つき、獅子…
特別背任などの罪で起訴され保釈中だった…
特別背任などの罪で起訴され保釈中だった日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡したニュースが、世界を駆け巡っている。世界的に著名な経営者で、海外から日本の司法制度への批判が出ていたこともあり、格好の話題を…
イラン有力司令官を殺害 トランプ氏指示、空軍イラクで空爆
ハメネイ師「厳しく報復」 イラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のガゼム・ソレイマニ司令官が3日、イラクの首都バグダッドの国際空港で米軍のヘリコプター攻撃を受け、殺害された。米国防総省はトランプ大統領の指示で攻撃を実…
令和の国づくり、今年こそ改憲に向け動き出せ
令和2年が明けた。今年は昭和39(1964)年以来、56年ぶりに東京五輪・パラリンピックが開催される。 東西冷戦と高度経済成長の真っ只中で国力伸長期にいた当時と比べ、現在は米中覇権争いと少子高齢化・人口減少が加速する…
薬物情報ネットで氾濫
「ダメ。ゼッタイ。」 日本薬物対策協会共同代表 樋田 麻由美さんに聞く 小中学生を中心に薬物の危険性などを訴える講演会を全国各地で開く日本薬物対策協会・共同代表の樋田麻由美さんに、若年層に大麻などの薬物が広がっている問…
中国 フェイクニュースと武力で台湾工作
共産党政権の常套手段「嘘と威圧」 香港や台湾で中国共産党のスパイ活動をしてきたとされる王立強氏(27)が、豪政府に亡命を求めている。王氏の亡命申請が却下され中国に送還されれば、確実に死刑にされる命を懸けた試みだ。 王…
新春インタビュー 2020年どうなる憲法改正
令和2年、2020年が明けた。昨年末、安倍晋三首相(自民党総裁)は憲法改正について「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手で成し遂げたい」と表明したが、残る総裁任期は1年9カ月。任期再延長の可能性も残されてはいるが、…
台湾総統選まで1週間余、香港情勢背景に蔡氏優勢へ一変
11日投開票の台湾総統選まで1週間余となった。中国の露骨な台湾併合圧力にさらされる中、自由と民主主義体制の台湾にとって正念場の選挙であり、東アジアの平和と安定に直結する重要な選挙となる。総統選は現職の蔡英文総統が野党候…
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈下〉
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈上〉 国際社会の大変動に備えを 櫻井 改憲、総選挙で国民に訴えよ 長尾 通常国会中、憲法審で議論を 黒木 国民のコンセンサス作りを 櫻井 GSOMIA騒動の直後に中国の…
五輪年の文化発信、訪日客に深く多様な日本を
56年ぶりとなる東京五輪・パラリンピックの年が明けた。今年はこれまで以上に日本に世界の注目が集まる年となる。前回の東京五輪は、高度経済成長の真っただ中で行われ、日本を経済大国へと押し上げる契機となった。今回は、文化大国…
天皇陛下「安らかで良い年に」 令和初、新年参賀
皇居に6万8700人 上皇陛下御夫妻も出席 令和初の新年一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇、皇后両陛下は上皇陛下御夫妻や、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方と並んで、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えら…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の獅子文六(本名岩田豊雄)から言われた言葉を紹介している。「石原君、君は気の毒だ、あわれだな。一介の文士どもがこんな高級なコースでゴルフなんて、今の時代だけだぞ。そのうち小説なんか絶…
北朝鮮 駆け引き続く米朝
どうなる朝鮮半島情勢 正恩氏 長期戦も覚悟か 北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題や韓国の反日路線などで日本の安全保障や経済に大きな影響を及ぼしてきた朝鮮半島情勢。2020年は果たしてどのような動きが予想されるのか。現状と展…
韓国 変わらぬ反日路線
どうなる朝鮮半島情勢 「徴用」放置 ポスト65年体制論も 韓国の文在寅政権は、一昨年10月の元徴用工に対する韓国大法院(最高裁)判決により国際法違反の状態が生まれたにもかかわらず、これを放置したまま日韓関係を極度に悪化…
分水嶺の4月韓国総選挙、解消されぬ保守分裂の危惧
どうなる朝鮮半島情勢 「韓米関係、韓日関係を壊し、中国に接近している文政権に歯止めをかけられるか否かは4月の総選挙が分水嶺(れい)になる」 李明博政権で政府系シンクタンクのトップを務めたある保守系論客は韓国総選挙の行…
見通せぬ日朝交渉、「拉致」解決阻む相互不信
どうなる朝鮮半島情勢 安倍晋三首相が日朝間の懸案で最優先課題に掲げてきた北朝鮮による日本人拉致問題。第1次内閣を含め在任期間は8年を超える歴代最長となったが、拉致問題は解決に向けた動きが鈍い。最大の原因は相互不信の深さ…
フィンランド 異常気象で若者が不安症に
地球温暖化にどう取り組む 異常気象が北欧にも明らかに感じられるようになった。夏は暑い日が続き、特に2018年はその期間が長く、草が枯れ、家畜の飼料不足、山火事、海域の水竜巻など、前例のない異常現象が起きた。 スウェー…
フランス 46度の熱暑ワインも打撃
地球温暖化にどう取り組む 昨年6月下旬から7月にかけてフランスを含む欧州を襲った熱波により、仏保険省によるとフランスで1435人の死亡が確認された。 夏の気温は記録的な水準に達し、国家気象当局によると仏南部で同国観測…
北米 ハリケーンの増加が続く
地球温暖化にどう取り組む 米国では昨年9月、観測史上2番目に勢力が強いハリケーン「ドリアン」が、カリブ海の島国バハマを直撃してから米南部フロリダ州にも接近した。こうした超大型のハリケーンも年々増加傾向にある。 デンマ…
イスラエル 淡水化技術で隣国に水供給へ
地球温暖化にどう取り組む イスラエルでは温暖化により内陸からの暑い東風がより高温になり、2050年までに年間最大で118日間摂氏46度の熱波が発生し、2100年までに最大で50度の熱波が襲い、加えて降雨量は減少する可能…