Date archive for 9月, 2020
鉄鉱石や砂鉄を用いた製鉄技術は、人類の…
鉄鉱石や砂鉄を用いた製鉄技術は、人類の歴史を大きく書き換えた出来事だった。だが、その技術を知る以前から人類は鉄器を使用してきた。古代エジプトでも、周や殷の時代の中国でも、古代メソポタミアでも、しかり。 彼らはそれを「…
ロシアの大戦終結記念日、女性たちの涙を思う
9月2日から3日へ。ロシアは今年、第2次大戦終結記念日を旧ソ連時代と同じ3日に戻した。日本の降伏文書調印は1945年9月2日だから、ロシアも10年前、他国に合わせ記念日を2日にした。だが調印後、ソ連軍は歯舞群島に侵攻し…
新学期 母語巡り続く攻防、中国・内モンゴル自治区
大学受験 25年に全面漢語も 中国・内モンゴル自治区で、今月の新学期から中国語を中心とした教育に切り替わる問題に対し、依然抗議の声が広がり続けている。 こうした措置は当初、通遼市のみが該当するとの情報だったが、実際に…
米軍那覇軍港移設をめぐり革新系与党が分裂も
米軍那覇軍港港湾施設(那覇軍港)の移設をめぐり、浦添市の松本哲治市長はこのほど、県と那覇市が提案していた日米両政府の合意に基づく浦添埠頭(ふとう)の北側海域に移設する案の受け入れを表明した。ただ、玉城デニー知事を支える…
安倍首相に対しての沖縄での評価は?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 自民党の政権復帰以来、7年8カ月続いた安倍政権が突然、幕を閉じることは、沖縄でも大きな衝撃として受け止められている。2014年に翁長雄志知事が誕生して以来、国と沖縄県とは米軍基地を…
トランプ氏はコロナのデータ収集で病院を脅すな Trump should rescind threat to reduce hospital funding over COVID-19 data collection
米国の病院や医療制度は現代医学の時代にはまれな困難と脅威に直面している。皆が新型コロナウイルスによる患者の大量流入の対応に、最善を尽くしているのだが、できる限りのケアを提供するには、一般的に資金不足と過重労働に圧倒され…
年間に発表される医学系の論文は大学、医療系…
年間に発表される医学系の論文は大学、医療系機関、企業などの分を合わせかなりの数に上るが、その論文を参考にして投薬を済ませた後、内容に誤りがあることが分かったケース。決して起こってはならないことだ。 大阪大学などは、同…
次の災害に備え相互支援協定を
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 地域超え「共助」取り決め 学校・企業などからNGOまで 新型コロナウイルスは、社会がいかに相互依存しているかを示しているが、コロナ以前でもそうであった。 …
「神に出会う人」が増えるーベルギーから
地球だより ベルギーのローマ・カトリック教会では過去10年間、成人になった後、神を発見し、洗礼を受ける人が増えているという。バチカンニュースが8月24日、報じた。新型コロナウイルスの感染拡大で自身の命ばかりか、社会、国…
EUの日本重視変わらず、「ポスト安倍」の行方注視
多国間主義強化で連携 安倍首相の電撃辞任表明を受け、欧州連合(EU)首脳は次々に首相に賛辞を送り、特に日本とEUの関係強化に貢献したことに謝意を表明した。露骨な覇権主義に走る中国が米国と対峙する中、米国と一定の距離を置…
防災の日 コロナ禍、避難に知恵絞れ
今夏は九州豪雨で熊本県の球磨川が氾濫し、多くの犠牲者が出た。大雨の被害は九州だけでなく東北や北海道に及ぶなど、自然の脅威は新たな段階を迎えている。きょうは防災の日。新型コロナウイルス禍にあっても自然災害から身を守る備え…
サンゴ礁の危機、サンゴを「白化」から守ろう
沖縄科学技術大学院大学の佐藤矩行教授がウェブ講義 沖縄科学技術大学院大学(OIST)でマリンゲノムユニットを率いる佐藤矩行(のりゆき)教授はこのほど、メディア向けにサンゴのゲノム解析、サンゴの白化現象とその再生の可能性…
迷った挙句の盆の帰省、意識した国難下の夏
「いつまで続くのかな?」 人と会えば、あいさつ代わりにこんな言葉が交わされるコロナ禍の昨今。マスクを着けた顔では表情が分かりにくいが、誰もがやり場のない思いを抱えているのが伝わってくる。 恨めしいコロナ禍だが、東京…
首相の辞意表明、忘れてはならぬ安倍家と朝日との熾烈な「60年戦争」
◆虚報・捏造、訂正せず 安倍晋三首相が辞意を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が悪化し「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤ることがあってはならない」というのが理由だという。大腸炎の発症は10代から…
改めて安倍晋三首相の辞任表明を報じた新聞…
改めて安倍晋三首相の辞任表明を報じた新聞(先月29日付)から。「(第1次、)第2次以降の安倍内閣を貫くテーマがあるとすれば、それは“戦後”への挑戦であろう」(本紙・武田滋樹政治部長)。 「長期政権を可能にした背景とし…