辻本 奈緒子
北京100日前「人権弾圧五輪にNOを」
国会前で抗議集会 外交ボイコットなど要請 来年2月に開幕予定の北京冬季五輪まで100日となった27日、開催に反対するウイグルや南モンゴル(内モンゴル自治区)、香港の出身者や日本人支援者らが、東京・永田町の国会議事堂前で…
「新疆綿」使用停止を ユニクロ本部前で抗議
中国のウイグル人に対する強制労働が疑われている問題で、衣料品ブランド「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングに対し新疆ウイグル自治区産の「新疆綿」の使用停止などを求める抗議行動が22日、港区の同社東京本部前で行…
中国政府 新児童発展綱要から「言語尊重」表記を削除
少数民族同化 深刻化の恐れ 中国の国務院(内閣に相当)が新たに発表した教育に関する綱要で、少数民族の子供が民族の言語で学ぶ権利を「尊重・保障する」といった従来の表現が削除されていたことが、このほど分かった。中国政府が少…
「人権弾圧国家の開催許すな」北京五輪反対デモ
5民族・団体 東京 来年2月に中国・北京で開催される予定の冬季五輪の開催地変更および日本のボイコットを求めるデモが2日、東京都内で行われた。中国共産党から弾圧を受けている諸民族の出身者が参加し、「人権弾圧国家の五輪開催…
在日モンゴル人ら 「母語奪うな」訴え行進
南モンゴル(内モンゴル自治区)でモンゴル語教育が実質停止されてから1年経(た)ち、日本在住のモンゴル人らが12日、都内でデモ行進をした。参加者を100人に制限して行われた。 日比谷公園に集まった南モンゴル出身者や日本…
ウイグルでの強制労働関与否定、調査の透明性に疑問も
NEWSクローズ・アップ 取引指摘された日本企業 本紙取材に回答 中国の新疆ウイグル自治区で強制労働など深刻な人権侵害が懸念されている問題で、人権団体などから一部日本企業の関与が指摘されている。本紙は同自治区のサプライ…
特権階級が牛耳る経済構造
中国共産党100年 ―識者はこう見る 東京大学大学院教授 阿古智子氏 中国共産党創立100年式典での習近平演説のポイントは。 演出は文化大革命を彷彿(ほうふつ)させるものだったが、習近平の表情も明るくなく、毛沢東のよう…
フレルスフ新大統領が就任―モンゴル
コロナ禍のパレードで批判も 9日のモンゴル大統領選で当選したオフナー・フレルスフ大統領(53)の就任式が25日、首都ウランバートルの政府庁舎で行われた。政権与党と同じ人民党所属の大統領となるが、新型コロナウイルスの感染…
モンゴル大統領選、フレルスフ前首相が圧勝
与党・人民党党首、「国民の信頼に努力で応えていく」 モンゴルで9日に行われた大統領選挙で、与党・人民党のフレルスフ前首相(52)が7割近い得票率で圧勝し、第6代大統領への就任を確実にした。 現地メディアによると、得票…
使い捨てプラ、次世代に残さない
環境ジャーナリスト 竹田 有里さんに聞く 私たちの身の回りに溢(あふ)れる、使い捨てのプラスチック製品。廃棄されて一度海に流れると長く留まり、レジ袋一枚が自然分解するのに1000年かかるという研究もある。海洋ごみの削減…
民主・自由・人権でアジア連帯を、中国など批判デモ行進
大使館前で抗議も 中国や独裁政権による人権弾圧に苦しむアジア諸国・民族出身の日本在住者らが9日、民主・自由・人権の尊重を訴え都内でデモ行進を行った。 デモには中国当局から弾圧を受けているウイグル、チベット、南モンゴル…
南モンゴル支援で議連、自民有志設立
会長に高市早苗氏 南モンゴル(内モンゴル自治区)における中国の同化政策などに対抗するモンゴル人を支援するため、高市早苗前総務相、上野宏史衆議院議員ら自民党の有志議員は21日、「南モンゴルを支援する議員連盟」(仮称)を発…
自分の音色で喜び伝える
国内外でチャリティー活動 ピアニスト 西本 梨江さんに聞く 心揺さぶられる響きに透き通るような音色――。幼くしてピアノの舞台に立ち、作曲もしてきたピアニストの西本梨江さんは、国内外で音楽を通じたチャリティー活動に勤(い…
中国の内モンゴル同化、加速か 漢語授業早まる
NEWSクローズ・アップ 昨年9月から学校教育を中国語(漢語)中心に切り替える政策が取られている中国・内モンゴル自治区で、段階的に行われるはずだった同政策が予定よりも早く進められていることが、複数の情報筋から明らかにな…
日本企業は取引停止を、ウイグル人強制労働で国際人権団体ら会見
中国企業と14社関与か 中国政府によるウイグル人を対象とした人権侵害について、国際人権団体ヒューマンライツ・ナウと日本ウイグル協会は8日、都内で記者会見を開き、取引を通じた「強制労働への関与」が指摘された日本企業に対し…
子供の「やりたい」見つける
不登校専門オンライン家庭教師 夢中教室WOW!代表 辻田 寛明氏に聞く 文部科学省が昨年公表した不登校児童・生徒の数は、約18万人。その中でフリースクールなどに通う子はごく一部で、学校にいけない子供の受け皿はまだ少ない…
「命ある限り真実を後世に」 最愛の妻亡くした元消防隊長
NEWSクローズ・アップ 気仙沼市・佐藤さんの「3月11日」 「おかあさん、あれから10年経(た)ったよ」――。11日朝、宮城県気仙沼市の小泉海岸に、震災語り部の佐藤誠悦(せいえつ)さん(68)の姿があった。東日本大震…
母語守り民族存続訴え、中国大使館周辺などで在日モンゴル族ら抗議
モンゴル人学校閉鎖の動きも 中国政府が内モンゴル自治区で進めている教育の漢語化政策の撤回を訴え、日本に住むモンゴル族の人々が21日、東京、大阪、愛知の駐日中国大使館・領事館周辺で抗議活動を行った。主催は世界モンゴル人連…
「中国は祖国を返せ」 人権侵害に抗議のデモ 都内
国連総会での世界人権宣言の採択から72年を前に、中国当局による人権問題の解決を訴えるデモが5日、東京・浅草で行われ、チベット、ウイグル、南(内)モンゴル、香港、民主化を目指す中国人などの人々が約100人集った。 小雨…