米大学にも中国の言論統制


 調査報道メディアの「プロパブリカ」によると、中西部インディアナ州パデュー大学に通う中国人留学生コン・ジーハオさんがソーシャルメディア上で政治的発言を始めたのは昨年3月だった。新型コロナウイルスの感染拡大が進んでいたこの時、コンさんは中国がウイルスの存在を隠蔽(いんぺい)することによって感染拡大を招いたと批判し、中国人を代表して謝罪するとした。

 続けて同5月、天安門事件の抗議者を称(たた)えるメッセージを投稿。その中で「中国の民主化の未来は暗いままだ」と嘆き、中国でタブー視されている天安門事件について「われわれは沈黙することを拒否する」と宣言した。


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