トランプ政権 中国系番組の対米放送中止を


米首都ワシントンにある連邦通信委員会(FCC)の本部(山崎洋介撮影)

 米連邦通信委員会(FCC)は先月下旬に、メキシコのAMラジオ放送局に対して、米国への放送を終了するよう命じた。実際には中国政府の支配下にあるとみられるフェニックス・テレビの子会社フェニックス・ラジオが番組を制作していたが、その事実をFCCに明らかにしていなかったのが理由だ。

 フェニックス・ラジオはカリフォルニア州ロサンゼルス近郊のスタジオで同州の視聴者向けの中国語番組を制作していたが、あえてメキシコの放送局を経由させたのは、外国メディアに対する米国の規制を回避することが目的だったとみられる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ