露政権、軍産複合体を強化へ モスクワで対独戦勝71周年記念パレード


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政権主導で広がるスターリン評価

 今回の対独戦勝記念軍事パレードには、将校・兵士ら1万人以上、戦車や装甲車など軍用車両130両以上、航空機70機以上が参加した。過去最高の規模だった昨年の70周年記念軍事パレードには及ばないが、その実施には昨年の約半分の3億ルーブル(約5億円)が投じられた。

 戦勝記念式典で特に目立ったのは、モスクワだけで70万人以上が参加した「不死の連隊」行進だ。「不死の連隊」とは、独ソ戦で戦った親族の写真を持った人々による行進である。プーチン大統領も参加した。モスクワなどロシアの各都市だけでなく、旧ソ連諸国でも同様な行進が行われ、人々が誇らしげに親族の写真を掲げていた。


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