イランの核合意をめぐる欺瞞 Iran’s nuclear deception


 記念日は普通、楽しい時を祝うためにあるのであるが、必ずしもすべての記念日が祝賀に値するとは限らない。木曜日(14日)は、イランが国連常任理事国5カ国プラス1国(P5+1)から成る世界列強との核合意に署名・調印して以来1周年となり、それを祝う。しかし、イラン・イスラム共和国が今なお、大量破壊兵器と取り組んでいるという証拠が浮かび上がってきているのである。平和、これは、中東においては、思いも及ばない概念であり、相変わらず遠い世界のことである。もしも、合意が、それが印刷された紙切れ以上の価値があるとしても、その証拠は、捕らえ難い。


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