南アジアで好評の韓国製冷蔵庫


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 韓国サムスン電子はスマホのギャラクシーのバッテリー発火で、ブランド力を落としたが、南アジアの白物家電市場ではなかなか健闘している現実がある。とりわけ停電用バッテリーが付き、鍵の掛かる冷蔵庫とクリケットの結果を画面隅に表示する機能があるテレビが好評を博している。(池永達夫)

 むしろこの白物家電で、足が地に着いていないのが日本メーカーだ。

 冷蔵庫というと暑いインドやバングラデシュでは中産階級にとって生活必需品だ。だが日立やパナソニック、東芝など日本のメジャーメーカーのものは全然と言っていいほど売れていない。


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