[美ら風(ちゅらかじ)]
開通前の道路で1回限りのレース
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県浦添市西洲から宜野湾市宇地泊を結ぶ西海岸関連道路が3月18日に開通するが、それを前に、浦添市は同11日、開通記念イベント「夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク―西海岸関連道路…
新鮮味ない翁長知事の所信表明
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 翁長雄志知事が就任してから4年目の県政運営方針が発表された。しかし、従来と変わらず米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対が県政の最重要課題という認識だ。 「基地問…
知事は反基地活動家の味方?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 1月29日、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)工事に関連する二つの裁判で注目される動きがあった。 一つは、2016年9月に高江で反基地活動家が暴力行…
拉致問題啓発劇、宜野湾で上演へ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 横田めぐみさんが北朝鮮の工作員に拉致されて昨年11月、40年を迎えた。 拉致問題への認識を深め、その悲劇を理解するよう政府が企画した拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」が…
故亀川正東氏から学ぶもの
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 英米文学者、評論家の亀川正東氏が103歳で人生の幕を閉じた。宮古島に生まれ、早稲田大学英文科を卒業し、文学博士号を取得。琉球大学、北九州大学大学院教授、九州女子大学教授、アメリカ・…
増える“仲井真節”のファン
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 保守系の会合で仲井真弘多前知事の登場する機会が多くなっている。10日の自民党沖縄県連「新春の集い」では乾杯のあいさつをし、翁長雄志知事について「ハーメルンの笛吹き男をほうふつとさせ…
番犬にピッタリの天然記念物
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2018は戌年。当然のごとく、「犬」に注目が集まるが、沖縄には沖縄県原産の琉球犬という犬種がある。琉球犬はフィリピンやインドネシアなど東南アジア系で縄文時代以前に琉球列島に渡ったと…
増えるごみの不法投棄
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県内の廃棄物処理業大手「倉敷環境」(沖縄市池原)が県から営業許可を取り消されてから1カ月以上が過ぎた。 県は、同社が組織的に隠蔽しようとした悪質な違反行為があったとみて、昨年…
琉球新報社説に弁護士会が批判
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 報道の被告批判はどこまで許されるのか。1年半前、沖縄県うるま市の女性会社員(当時20)を殺害したとして、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた元米軍属のケネフ・シンザト被告(…
「津波サミット」で高校生が討議
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 11月7日と8日、沖縄県宜野湾市で「世界津波の日」高校生島サミット開催され、26カ国の高校生約250人が参加した。 サミットの前日、島嶼(とうしょ)国の高校生らは、石垣島と宮古島…
前途多難な農連再開発
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 農連市場などが入る施設が10月17日、那覇市樋川に完成した。農連市場は、1953年の開設以来、生鮮野菜類を中心にした「食の台所」として繁栄したが、建物の老朽化や防災設備が十分でない…
「改憲し尖閣守れ」と百田氏
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「沖縄の2紙(琉球新報と沖縄タイムス)をつぶさないといけない」の発言で知られるベストセラー作家の百田尚樹氏(61)が10月27日、沖縄県名護市で講演した。 人懐っこく歯に衣着せぬ…
沖尚野球部と東浜投手
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県高校野球の秋季大会は8日、沖縄尚学が決勝戦で興南を4対1で下して10年ぶり7回目の優勝を果たした。 共に全国優勝の経験がある沖尚と興南の公式戦での直接対決は何年ぶりだったろ…
「左派ウイルス」に集団感染?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「基地反対は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください」(ワニブックス)が、発行から半年を経た現在も沖縄県内の書店でロングセラーとなっている。本土の人々の沖縄に対する誤解を解い…
「尖閣」の文字が行政上の住所に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 石垣市が管轄する尖閣諸島の地名を「尖閣」とすることが確実になった。中山義隆市長が市議会最終日の21日、尖閣諸島の字を「石垣市尖閣」と変更する議案を12月定例会に提出する方針を示した…
台風18号で悲喜こもごも
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 非常に勢力の強い台風18号が日本列島を襲い、全国各地で被害が出た。 日本で最初に直撃したのは沖縄県の宮古島だった。宮古島市農林水産部によると、同市と多良間村の農作物被害額は5億7…
台風が待ち遠しい沖縄
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 全国の天気予報を見ると、夏の最高気温は本州内陸部の方が高く、まれに北海道が日本一暑い日もある。それでも、やはり南国の沖縄は気温以上に暑く感じる。その要因としては、強い日差しと湿度の…
夏休みの那覇空港で危機一髪
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 8月中旬、那覇空港で離陸を待つ機内で、アナウンスが流れた。 「離発着する航空機で混雑しているため、10分ほど待機いたします」 10分後、いよいよかと思った瞬間、次のアナウンスが…
小学校道徳教科書採択で難癖
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2018年度から小学校で使われる道徳の教科書について、那覇地区の教科書採択地区協議会が採択した教科書をめぐり、一部の市民団体や地元紙から批判が出ている。 那覇市、浦添市、久米島町…
沖縄マンゴーのセールス戦略を
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄を代表する南国フルーツがマンゴーだ。近年、農産物直売所が普及するにつれ、手軽な庶民の果物として食べられるようになった。 7月末から8月中旬が旬だ。恩納村の道の駅おんなにある「…
「普天間」一部返還で負担軽減大
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米軍普天間飛行場の東側の一部が7月31日、返還された。面積にして4㌶、全体の0・8%ではある。 2015年12月、日米両政府が大筋合意し、今年4月に日米合同委員会で決まった。返還…
日野原氏から学ぶ健康長寿
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 聖路加国際病院名誉院長で医師の日野原重明氏が105年の生涯を閉じた。 生涯現役で、100歳を超えても患者を診察する姿は多くの国民の目に焼き付けられたに違いない。一昨年には沖縄で講…
米海兵隊員が富士山で人命救助
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 在沖米海兵隊の牧港補給地区(キャンプ・キンザー=沖縄県浦添市)に所属する5人の隊員が3日、富士登山中に気分を悪くした日本人女性を救助した。 オットー・ティエレ伍長、クリストファー…