[美ら風(ちゅらかじ)]
県民に皇室への理解深まる
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 5月1日、令和時代が幕を開けた。沖縄県庁には記帳所が設けられ、地元紙は号外を配布するなど、県民こぞって天皇陛下御即位を祝賀する雰囲気が醸成された。 第2次世界大戦末期の沖縄戦では…
沖縄県民誇りの2千円札
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 財務省はこのほど、紙幣のデザイン刷新を発表した。1万円、5千円、千円の各紙幣の肖像とデザインが変わるが、唯一、刷新されないのが2千円札。 2千円札は1999年、小渕恵三首相(当時…
観光税は「迎える心」でカバーを
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 観光目的税制度の導入を考える沖縄県の検討委員会は、税率を1人1泊2万円未満は200円、2万円以上は500円の二段階方式でまとめ、このほど県に提言した。税の名称は「宿泊税」または「観…
キャンプ・シュワブ祭りでの景色
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブが3月23日と24日、基地内イベントのため一般開放された。普天間飛行場の移設先となっている米軍基地だ。 23日午後は、小雨が降り県民にとって…
政治利用されるジュゴンの死
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄で生息していたジュゴンの死骸がこのほど発見された。沖縄本島で3頭確認されているうちの1頭だ。 死骸が漂着したのは、沖縄本島東海岸の辺野古から遠く離れた西海岸の運天漁港沖(今帰…
全学徒隊追悼碑に説明板が追加
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄戦で犠牲になった沖縄県内旧制師範学校・中等学校21校の学徒の人数を記した説明板が糸満市摩文仁の平和祈念公園内に完成し、14日に除幕式が行われた。 2年前、「全学徒隊の碑」が建…
卒業式のプレゼントの是非
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 3月は卒業式シーズン。沖縄の卒業式の風物詩の一つに、キャンディ・レイがある。菓子の首飾りのことだ。このシーズンになると、コンビニ、スーパー、雑貨屋などあらゆる場所で菓子のレイが売ら…
琉歌・御製から伝わる思い
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 24日開催された「天皇陛下御在位30年記念式典」では、沖縄出身の歌手・三浦大知さんが、天皇皇后両陛下の作詞作曲された琉歌(りゅうか)「歌声の響」を歌唱した。 「だんじょかれよしの…
松坂ロスを乗り越えて
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 桜が見頃を迎えた春季のプロ野球キャンプはいよいよ終盤を迎えた。練習試合など実戦形式のトレーニングがファンを魅了している。ここ数年、Bクラスに沈む中日ドラゴンズは、昨年のシーズンでカ…
女児虐待死で見えた沖縄の対応
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛(みあ)さんが自宅浴室で死亡し虐待が疑われている事件で、千葉県警は父親に続き、母親も傷害容疑で逮捕した。その母親は沖縄出身で、一家が野田市に転居す…
新たな観光資源 Jリーグキャンプ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄の観光および飲食業界にとって、2月は閑散期に当たっていたが、それが過去の話となった。この月の沖縄経済を牽引(けんいん)するのはスポーツキャンプだ。リゾートホテルは団体予約が入り…
元外交官が「陰謀論」を展開
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) イギリス、米国、イスラエル、ロシア、ウクライナなどに駐在経験のある元外交官の馬渕睦夫氏が19日、那覇市で講演した。講演会主催の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」(我那覇…
新駅の名称に「てだこ」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) JR山手線(東京都)の新駅の名前がこのほど、「高輪ゲートウェイ」に決まった。これには全国的な注目を浴び、鉄軌道がない沖縄県民の間でも、かなり話題になっている。 どうしても現場を視…
亥年とリュウキュウイノシシ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 今年の干支は「亥年」。沖縄にもリュウキュウイノシシと呼ばれる小型のイノシシが生息している。 北は奄美大島や加計呂麻島、徳之島などの奄美諸島から、南は沖縄本島、石垣島、西表島などの…
沖縄に寄り添われる陛下
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解する…
米軍機事故の犠牲者を悼む
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が高知県沖で接触、墜落した。この事故で、在日海兵隊は、米第7艦隊と海上自衛隊、海上保安庁と協力し、行方…
卓球参戦でプロスポーツ王国に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄では、新たなスポーツ観戦の楽しみが増えた。 今年、卓球のプロリーグが開設された。わずか4チームの中の一つが、沖縄の琉球アスティーダだ。リオ五輪男子団体銀メダリストの丹羽孝希選…
飲酒運転ワースト、改善されず
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県内で発生した交通人身事故に占める飲酒絡みの割合が、今年9月末現在で1・99%と全国ワーストとなることがこのほど、沖縄県警のまとめで分かった。全国平均は0・81%の約2・4倍に…
修学旅行企画会社の再起を期待
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県を訪れる修学旅行生向けに、従来の反戦型の平和学習と一線を画すプログラムを提供する企画会社「がちゆん」(中城村、国仲瞬社長)が、今月2日から業務を停止している。この影響で年内予…
FC琉球、二重の歓喜
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 試合はアディショナルタイムに入り、ベンガラ色(暗い赤みを帯びた茶色)の服を着たサポーターで埋め尽くされたバックスタンドから「FC琉球、FC琉球」というコールがスタジアムをこだました…
97歳の長寿祝う「カジマヤー」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 10月から11月にかけて沖縄では「カジマヤー」と呼ばれる97歳の長寿祝いが行われる。旧暦9月7日(今年は陽暦10月15日)がその当日だが、各地の都合に合わせて日程が組まれる。 カ…
ラジオ番組打ち切りに疑問
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) コミュニティーFMラジオの番組「沖縄防衛情報局」が6月末、一部の局で打ち切りになった問題で、キャスターを担当する我那覇真子さんはこのほど、該当ラジオ局を提訴した。記者会見で明らかに…
疲れ癒やす猫都市市長選
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県は今年、名護市長選から県知事選まで注目される選挙が目白押しだ。県民に選挙疲れムードが漂い始めている中、疲れを癒やしてくれる選挙がこのほど、那覇市で行われた。選挙される対象は人…