立共“共闘”の前哨戦 「連合政権」で温度差浮き彫り


街頭演説を聞く有権者ら=6月26日、東京都清瀬市の西友清瀬店前(竹澤安李紗撮影)

 立憲と共産は渋谷区だけでなく、定数1~2人の選挙区を中心に、候補者の競合を避け一本化する「棲(す)み分け」を行っている。共産は前回8803票を獲得した三鷹市、1万2690票を得た立川市、1万2469票の西多摩でも今回候補者を立てず、立憲も共産現職が出馬した北多摩4など複数区で候補者を立てていない。

 秋までに行われる衆院選での選挙協力を先駆けているわけだが、一方で両党が衆院選の先に見据える政権交代をめぐっては温度差が浮き彫りになっている。


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