再生メダル、必要な金属量を確保
パトロール
みんなのメダルプロジェクト
○…使用済み携帯電話などを回収して2020年東京五輪・パラリンピックのメダルにリサイクルする「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」で、同組織委員会は10日、五輪、パラリンピックを合わせて約5000個のメダルに必要な金属量を集めたと都内で発表した。
○…回収期間は2017年4月から19年3月までの2年間で、金を約32㌔、銀を約3500㌔、銅を約2200㌔確保、来年5月までに約5000個のメダルが製造される。プロジェクトには全国市町村の9割以上(1621)が参加、回収された携帯電話やパソコンなどの小型家電は8万㌧近くに上った。
○…主催者を代表し、同委員会の森喜朗会長は「オリンピックはアスリートを集めてスポーツ大会をするだけでなく、その事業を通じて世界に貢献し、次の世代に何かを残していく。それがわれわれの願い」と強調した。