PCR検査リハを実施、茨城のカシマスタジアム


PCR検査

「ドライブスルー方式」によるPCR検査のリハーサルの様子=10日午後、茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアム(森啓造撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、茨城県鹿嶋市にあるカシマサッカースタジアムで、検体を車に乗ったまま採取する「ドライブスルー方式」でのPCR検査が11日から行われる。これに先立ち10日、(一社)鹿島医師会らによるリハーサルが行われ、報道陣に公開された。

 リハーサルでは、被検者は乗車した状態で誘導され、ナンバーや氏名などを確認された後、スタジアム外側の所定の位置に停車。防護服に身を包んだ医師が窓越しに綿棒で検体を採取し、素早く看護師が容器に保存した。

 検査は11日から始まり、平日午後1時から3時までの2時間、1日20件まで検体採取する予定。鹿行5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)の医療機関などで、新型コロナウイルス感染が疑われた人が対象で、予約制。