皇統護持の世論喚起を、「守る会」代表ら着物姿で会見


皇統(父系男系)を守る国民連合の会

着物姿で記者会見する「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」の葛城奈海代表(写真中央) 25日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館(川瀬裕也撮影)

 父系男系の皇統護持のため昨年10月22日に発足した「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」(葛城奈海代表)は25日、都内で記者会見を開いた。

 同会呼びかけ人の赤尾由美氏や佐波優子氏らとともに着物姿で登場した葛城代表は「天皇を縦糸にして2600年以上にわたり途絶えることなく『君民一体』の国柄と歴史、文化を紡いできた国は日本のみだ」とし「悠仁さまと同世代の男性皇族が他にいないからと、あいまいな認識のままに女系天皇を良しとすることは、これまで受け継がれてきた万世一系の歴史の断絶を招くことになる」と警笛を鳴らした。

 その上で「政府は『男系継承を重視しつつ、国民世論の動向を重視し検討を進める』としている。私たちはこのことを広め『国民世論』を喚起していきたい」と訴えた。

 同会は活動方針として、皇族護持のため、男系の御子孫が存続する旧十一宮家などの皇籍復帰を進めることや、そのために請願、集会、アピール行進などで世論への訴えを行っていくと発表した。