100種の洋ラン咲き誇る、秋田県立農業科学館で洋ラン展
気温20度前後、湿度約50%の熱帯温室に入ると、約100種類、150鉢を超す洋ランと、約50種類のツバキが迎えてくれる。特別展「洋ランフェスタ~春を迎える~」が秋田県立農業科学館(大仙市)で開かれている。
華やかなカトレアや、白や黄色、ピンクのデンドロビウムやシンビジウム、パフィオペディラムなどが咲き、室内は南国の気分。特に同館は、貴重な原種や産地・名前付き写真パネルが充実している。一方、ツバキは白拍子、金花茶、ピンクのチャイナフェスティバルなど希少品種が多い。
同館学芸主事の照井梓さんは「大小いろいろな洋ランの花もすべて、がく3枚、花びら2枚、リップ1枚で構成されているのは不思議。フェスタは2月16日までだが、品種によっては3月まで咲き続ける」と語った。