編集局 2020/1/06 写真|社会
奉納されるたいまつの炎を若者が身をていして食い止めようとするのが見どころの祭礼「川名のひよんどり」がこのほど、浜松市の福満寺薬師堂で行われた(写真)。
しめ縄を腰に巻いた若者たちが堂の入り口に立ちはだかると、たいまつが8の字に振られながらゆっくりと近づいていく。迫る炎の熱さに耐えて若者が身をくねらせるたびに、参拝者らからどよめきがあがった。
五穀豊穣と家内安全などを願い約600年前から続いているという国の重要無形民俗文化財。「火踊り」がなまって伝えられたのが、名称の起こりとされている。
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