ペンス氏「米国を取り戻せ」 WT紙に寄稿
バイデン政権批判 米共和党のマイク・ペンス前副大統領は6日付の米紙ワシントン・タイムズに寄稿し、就任後100日が過ぎたバイデン大統領の政策を厳しく批判。政府の役割を強める「大きな政府」への動きや国境政策、米国の伝統的価…
中国 スリランカに5億ドル融資
中国は先月、財政難にあえぐスリランカへ5億ドル(約540億円)を追加融資した。ユーラシア経済圏構想「一帯一路」の海の要衝をめぐり、中国に対抗する安全保障メカニズム「日米豪印戦略対話(クアッド)」を牽制(けんせい)する思…
対馬から見る東アジア 本紙主幹・黒木正博
4月中旬、長崎県対馬の最北端にある韓国展望所から対岸の釜山を望んだ。この日は快晴で海も穏やかで、うっすらだが釜山市街の輪郭が浮かび上がっていた。釜山までは49・5㌔。対馬から福岡までは147㌔だから、はるかに韓国に近い…
日米関係 日本は同盟での役割拡大を
旧日米安全保障条約が締結されてから今年で70年。新安保条約締結からすでに60年以上が経過している。 覇権主義的な海洋進出を強める中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威が高まる中、日米安保体制の重要性は増している。…
「うるさい」を漢字で書くと「五月蠅い」と…
「うるさい」を漢字で書くと「五月蠅い」となる。「5月(陰暦)のハエはうっとうしい」というようなところからきているのだろう。『古事記』(712年成立)にも用例がある。原文では「狭蝿(さばえ)なす」だが、注釈では「5月のハ…
観光客受け入れ緩和 EU、ワクチン接種が条件
欧州連合(EU)の欧州委員会は、EU域外からの旅行者に対する入域制限を6月をめどに緩和する計画を明らかにした。同計画では基本的にEUが承認したワクチンの最終投与を旅行の少なくとも2週間前に受けた人は誰でも入域できるとし…
「安心・子育てふるさと」目指して 長野県中野市長 湯本隆英氏
地方創生・少子化対策 首長は挑む 長野県中野市は、日本を代表する唱歌「故郷」を作詞した高野辰之の生誕の地。これにちなんで、「安心・子育て」「経済活性」「農業王国」「交流・人材」のふるさと実現を公約に掲げ、市長に当選した…
こどもの日 社会的弱者より親の愛の対象
きょうは「こどもの日」。少子化や児童虐待、貧困など子供をめぐるさまざまな課題に取り組むため、政府・自民党は「こども庁」の創設に向け準備を進めている。子供をめぐる課題を解決するには、家庭の価値の確認が不可欠だ。 止まらな…
うるま市長に保守系新人の中村正人氏が当選
沖縄県うるま市長選が25日、投開票され、現職の後継者で自民、公明両党が推薦する新人候補が勝利した。来秋に予定される知事選の前哨戦と位置付けられており、自公は県政奪還のきっかけとしたい考えだ。(沖縄支局・豊田 剛) 「県…
多い地元関連本、昨年話題になった沖縄本は?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 観光客や移住者が沖縄に来て驚くのは、地元関連の本が多いことだ。沖縄の書店に行くと「郷土本・雑誌」「沖縄関係」などのコーナーが必ずある。 「県産本」という呼び方は沖縄ならではでなか…
バイデンのあまりに無責任な国境管理 Biden’s failure to address border crisis is beyond irresponsible
水曜日の夜の連邦議会合同会議で行われたバイデン大統領による演説から、物の見事に抜け落ちていたものは、彼が恥知らずにも、是正を行わなかった――あるいは、そのことを認めようともしなかった――南部国境における不法移民の危機的…
きょうは「こどもの日」。男子の健やかな…
きょうは「こどもの日」。男子の健やかな成長を願う端午の節句でもある。鯉のぼりを上げ、粽(ちまき)を食べたりして祝う。しかし最近はこの季節になっても、鯉のぼりをすっかり見なくなった。 5月の空に鯉のぼりが吹き流しと共に…
コロナ禍で地方移住が増加ーフランスから
地球だより 新型コロナウイルス感染対策の外出禁止を何度も経験したフランスで、パリなど都会の住民の地方移住が進んでいる。 今、移住先として最も人気が高いのはフランス南西部のペイ・バスク地方。今年に入り、人口が30%増加…
国民国家の役割を考える
哲学者 小林 道憲 国境で不法移民・送金阻止 社会の混乱防ぐ免疫システム われわれが営んでいる国民国家は、19・20世紀の近代世界が生み出し、つくり上げてきたものである。国民国家は、国境によって区分された領土を持ち、そ…
連邦議会選9月に控えた独政治情勢
ドイツで9月26日、連邦議会選挙(下院)が行われる。投票日を5カ月後に控えた時点でメルケル首相の与党「キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)」が野党・環境政党「緑の党」に抜かれて第2党に後退するという世論調査がこの…


