「男女」「同性」で二重基準 国立市「多様な性」条例
愛情告白された側の人権無視
世界で注目を集めるセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ=セクハラ)は、被害を訴える側が「不快」と思えば、それはセクハラになるというのが基本的な考え方だ。この定義からすると、同性愛者が同性に愛を告白した時、告白された側が「不快」と感じた場合もセクハラになるはずだ。ところが、そうはならないばかりか、逆に告白されたことを第三者に相談すると、「人権侵害」になるという。こんな妙な内容を含んだ条例が今年4月、東京都国立市で施行された。
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