華やかに「饗宴の儀」


 天皇陛下の即位を祝う「饗宴の儀」が22日夜、皇居・宮殿で行われ、天皇、皇后両陛下や皇族方が華やかな正装姿で招待客と会食された。この日は英国のチャールズ皇太子をはじめ、即位礼正殿の儀に参列した外国賓客ら約400人が出席した。

800

天皇、皇后両陛下は「饗宴の儀」に臨まれた=22日午後、皇居・宮殿「豊明殿」(代表撮影)

 天皇陛下は大勲位菊花章頸飾(けいしょく)などの勲章を着けたえんび服姿、皇后陛下はティアラと勲章を着けた白のロングドレス姿で臨まれた。

 祝宴は午後9時ごろから宮殿の「豊明殿」で始まった。両陛下の隣には、招待客の中でも在位期間が長いブルネイのボルキア国王とスウェーデンのグスタフ国王がそれぞれ着席。山海の幸を生かした和食が振る舞われ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 饗宴の儀は25、29、31日にも行われる。