秋篠宮殿下御夫妻 高校総体、総文祭に
鹿児島と佐賀であいさつされる
秋篠宮殿下御夫妻は27日午後、佐賀市に移動し、全国高校総合文化祭の総合開会式に出席された。秋篠宮さまはあいさつで大会のテーマや外国の生徒も参加していることに触れながら、「日ごろの活動の中で培われた創造性を発揮し、国の内外に友好の輪を広げていくことを期待します」などと述べられた。
御夫妻は同日午前、鹿児島市で開かれた全国高校総合体育大会の総合開会式に出席。秋篠宮さまはお言葉を述べた式の終了後、紀子さまは続いて行われた公開演技を見学してから、それぞれ九州新幹線などで佐賀市に入られた。
皇族が一日のうちに二つの開会式に出席し、あいさつをされるのは極めて異例。
宮内庁の加地隆治皇嗣(こうし)職大夫は26日の会見で「今回は代替わりに伴う公務の引き継ぎの関係で、こうした形になった。来年以降は別の日になるよう調整したい」と話した。