眞子殿下、戦後移住地を訪問
日系人ら激励、歓声も-ボリビア
【サンフアン(ボリビア)時事】ボリビアを公式訪問中の秋篠宮家の長女眞子殿下は18日、第2次世界大戦後の1955年に日本人入植が始まった東部サンタクルス県のサンフアン移住地を訪問し、移住者や日系人を激励された。
歓迎昼食会で、眞子さまは「初期に移住された方々は大変な苦労の中で原生林を開拓し、生活を築いてこられたと伺いました」と入植者の苦闘に思いをはせた。沢元静雄サンフアン日本ボリビア協会会長は「祖国の指導、支援に加え、ボリビア側の理解と寛大さにより今日の発展を得た。関係者に万感の敬意を表します」とあいさつした。
眞子さまはその後、入植者らが創設した幼稚部から中等部まである「サンフアン学園」も訪問。移住地史に関する生徒の発表に拍手を送った。
学園を去る際には、子供らの歓声に応えて胸の前に両手でハートマークをつくる場面もあった。