両陛下、プミポン前国王弔問 タイ


新国王と会見へ

 【バンコク時事】ベトナム公式訪問を終えた天皇、皇后両陛下は5日午後、フエ発の政府専用機でタイの首都バンコクに入り、昨年10月に死去した同国のプミポン前国王を弔問された。この後、ワチラロンコン新国王と会見して弔意を伝え、翌6日夜に帰国される。

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天皇、皇后両陛下はタイの首都バンコクのドンムアン空港に到着し、関係者の出迎えを受けられた=5日午後(代表撮影・時事)

 ベトナム中部のフエを出発した両陛下は、現地時間の午後2時前にバンコクのドンムアン空港へ御到着。出迎えの車に乗り込み、いったん宿泊先のホテルに寄った後、前国王の遺体が安置されている王宮へ向かわれた。

 ひつぎが置かれた祭壇の前には両陛下からの花輪が供えられており、両陛下はその前に進んで深々と御拝礼。僧侶による読経が続く中、半世紀にわたり親交があった前国王を追悼された。両陛下は続いて、別室で弔問の記帳を済ませ、ワチラロンコン新国王と会見される。