皇太子殿下御一家、美術展を御鑑賞


 皇太子殿下御夫妻は14日夕、長女愛子殿下(14)を同伴し、東京都台東区の東京都美術館で開催中の「日伊国交樹立150周年記念ボッティチェリ展」を鑑賞された。宮内庁によると、御一家がそろって美術館で絵画展を鑑賞されるのは初めて。

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皇太子殿下御一家はボッティチェリ展を鑑賞された=14日午後、東京都台東区の東京都美術館(代表撮影)

 同展ではイタリアのルネサンスを代表するボッティチェリの作品20点を含む77点が展示され、御一家は代表作の一つ「ラーマ家の東方三博士の礼拝」などを御鑑賞。同館学芸員の説明に耳を傾け、時折うなずいたり、絵をのぞき込んだりして熱心に作品を鑑賞された。

 皇太子殿下は「これだけたくさんの作品を集めるのは大変だったでしょうね」と感想を述べられたという。