愛子殿下 学習院大に初通学
4月に入学、オンライン授業続く
天皇、皇后両陛下の長女愛子殿下(18)は24日午後、新入生向けのガイダンスを受けるため、入学後初めて学習院大(東京都豊島区)に通学された。4月に文学部日本語日本文学科に進学されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で入学式は中止となり、オンライン授業が続いている。
愛子殿下は午後2時前、マスクを着用しキャンパスに姿を見せられた。「半年遅れではありますが、キャンパスを実際に訪れ、先生方や学生の皆さんにお会いできることをうれしく思います」と笑顔で話し、「新型コロナウイルスの感染拡大が終息し、皆さまが普段通りの生活や活動ができるようになることを心より願っております」と述べられた。
宮内庁によると、この日は教員紹介や施設の利用案内、2年生で選択する専門分野の説明などがあった。愛子殿下は「日本文学講義」や「日本語学講義」などの専門科目や外国語などをオンラインで連日受講されているという。日本語日本文学科の学生数は465人で、うち新入生は111人。