山崎洋介 2019/9/12 写真|北米・中南米 [会員向け]
「医薬品原薬の市場において中国の支配が高まる安全保障上のリスクについて決して言い過ぎることはない」。7月31日に行われた米中経済安全保障調査委員会の公聴会で米国防総省保健局のクリストファー・プリースト首席副次官補は現状に強い危機感を示した。
プリースト氏によると、米製薬会社は、医薬品原薬の8割近くを中国やインドからの輸入に頼っている。特に中国への依存度は今後も高まると予想する。
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